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PLACE DE LA REPUBLIQUE

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自然派ワイン情報
執筆 : 
ITO 2015-11-16 16:22




ASAMI
先日の記事に続き、パリでは最近毎週月曜日に試飲会が行われています。
今回は,毎年Kévin*ケヴィンのレストラン、
Autour d’un Verre*オトゥール・ダン・ヴェールで行われている
« Amis Buvons *アミ・ビュヴォン*友よ、飲もうよ» の試飲会に顔を出してきました!





Autour d’un Verre
21 rue d
e Trévise
75009 Paris
Tel : 01 48 24 43 74
Métro : Grands Boulevards, Bonne Nouvelle, Bourse







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久しぶりに飲んだGérard Oustric*ジェラール・ウストリックさん、Le Mazel*ル・マゼルの2013年は、前に比べてより飲みやすくさわやか。

これは醸造法を全てマセラシオン・カルボニック(ブドウを破砕・徐梗せずに房をまるごと醗酵タンクの中に入れること)に変えたからだそうです!

Planet*プラネット2013(カベルネ・フラン)や
Briand*ブリアン2013
(グルナッシュ)はフルーティでグイグイ飲めてしまい、
Raoul*ラウル2013
(カリニャン)はとても繊細でエレガント。このキュベは一押しです!






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次は、全キュベをマセラシオン・カルボニックで行っているLe Temps des Cerises*ル・タン・デ・スリーズ、Axel Pruffer*アクセル・プリュファーのワイン。

La Peur du Rouge*ラ・プール・ドゥ・ルージュ2014(赤が怖い)はマセラシオンをしたシャルドネを使用。
『今回は収穫を2回に分けたんだ。最初の収穫には、まだ完全に熟されていないブドウを、2回目の収穫は、キレイに熟されたブドウを。そうすることによって、フレッシュ感を得て、しかも香りもしっかりと出ていて、より爽やかでフルーツも感じられるワインになるんだ。』

確かに柑橘類の香りも漂い、口に含むとミネラル感と丸みが広がりさっぱりなワインに仕上がっています!




唯一残っている赤は、グルナッシュ100%でできあがったUn Pas de Côté*アン・パ・ドゥ・コテ2014。赤フルーツや花畑が匂い、香りはまさにナテュール!とにかくブドウジュースみたい!女の子でも一本簡単に飲めてしないそうな、危ない赤ワインです!!




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となりでニコニコと待っていたのは、Domaine Le Bout du Monde*ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドの Edouard Laffitte*エドゥワール・ラフィット。久しぶりに合うのでお互いにテンションが上がりまくり!彼のワインも、マセラシオン・カルボニックでフルーツを最大に引き出しています。

Tam Tam*タムタム2013(シラー100%)はとてもジューシーでシラーの華やかさが分かりやすく表現されています!
Hop La*ホップ・ラ2013
(グルナッシュ40%、シラー40%、カリニャン20%)は黒味のフルーツを齧っているかのように濃厚!でもフレッシュ感が大いに感じられるので、全然疲れない!
Avec Le Temps*アベック・ル・タン2013
(カリニャン100%)は今回一番上品で丸みがあり、とてもエレガントに感じました。
そして個人的に大好きなLa Luce*ラ・リュース2014(グルナッシュ100%)は相変わらず花の香りが漂い、長く続く繊細な後味が印象的!


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初めて出会うOlivier*オリビエ。彼は、Sylvain Respaut*シルヴァン・レスポーコンビを組み、一緒にワイン造り及びハチミツを造っています!ここでは樽は タブー!しかもブドウ木は標高300mに植えてあるので、とてもフレッシュ!

白のTangerine*タンジュリン2014は粘土石灰質のテロワールから収穫されたシャルドネ80%とソービニョン20%のワイン。飲みやすくて明るい口当たりで、いつの間にか無くなってそうなアペタイザーワイン!
Pink is not Red*ピンク・イズ・ノット・レッド2014
は若いシラーと100年のカリニャンのブレンド。土壌がシスト質なので、ミネラルが豊富!赤フルーツやガリッグの香り、そしてスパイシーかと思えばイチゴだったり、とても面白くて個性的なワイン。隠し味にグルナッシュがちょっぴり混ざっています!
Plein les Ceps*プラン・レ・セップ2013
はグルナッシュのマセラシオン・カルボニックなので、果実味が全面に出ていてまさにフルーツ・ワインです。



Gorgorlou*ゴルゴルル2014
(カリニャン100%)は酸味がキリっと効いていて、とてもフレッシュで、目が覚めそうなパワフル・ワイン。
Carbo Culte*カルボ・キュルト2014はムルベードルとヤドネール・プリュというカタルーニャのグルナッシュの品種を、マセラシオン・カルボニックをしたワイン。口いっぱいに広がる濃厚なフルーツ、まろやかなタンニン、酸味が綺麗にマッチ!



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いつ会ってもクールで笑顔のLoic Roure*ロイック・ルール、Domaine du Possible*ドメーヌ・デュ・ポシーブルロイックのワインは、コクがあり、ダークなフルーツ感あり、酸味あり、バランスがしっかり取れたワインです。

Cours Toujours*クール・トゥジュール2014に使われたマカブ(70%)とカリニャン・グリ(30%)は樹齢60年!ミネラル感、ほろ酔い苦み、気軽に飲める白です。
C’est pas la mer à boire *セ・パ・ラ・メール・ア・ボワール2014は、グルナッシュとカリニャンとシラーのアセンブラージュ・ワイン。骨格がしっかりとしていてパワフル。チョコの香りもうっすらしてくる、熟成されたフルーツがギッシリ。
Tout bu or not tout bu*トゥ・ビュ・オル・ノッツ・トゥ・ビュ2014はグルナッシュとムルヴェードルとサンソーをマセラシオン・カルボニックしたもの。各品種の特徴、フルーツの甘み、スパイシーさ、フレッシュ感が楽しめます。
Pataquès*パタキェス2014は半分グルナッシュ、そしてもう半分はカリニャン、シラー、ムルヴェードル。とても飲みやすく、うっかり飲んでいました。それくらい素直に入ってくるワインです!
最後はCouma Aco*クマ・アコ2014のマグナム。シラー100%、そしてちょっとした隠し味が・・・!今もうすでにエレガントで繊細なシラーが堪能できますが、1年後は100倍美味くなっていそうな一本!



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久しぶりに会ったClos Léonine *クロ・レオニンのStéphane Morin*ステファン・モランさん。仲良かったからうれしい!!彼のワインは全部マセラシオン・カルボニック方式。とてもフルーティー!

例えばプリムールのAmédée*アメデ2015(シラー100%)はイージー・イージー、南とは思えないサッパリ感!これは飲まないと損!
Bottle Neck*ボトル・ネック2014(シラーとグルナッシュ)は、グワッと一瞬で入ってくる濃厚な黒味フルーツの香りと対照的に、とても穏やかで滑らかな口当たりにビックリ!
Carbon14*カルボン14はグルナッシュのパワーが分かりやすく出ています。チョコレートやイチジクの香り、ガッチリとしたバディー、酸味がしっかりとしていて、まさにキープ・ワイン!Stéphane曰く、3年後がベストらしいです!

 



Les Petites Mains*レ・プチト・マン 2013はエグラパージュをされたグルナッシュとカリニャンを使用。10ヶ月間タンクで熟成、そしてビン内で1年間熟成。スミレのような、とにかくフローラルな香りとスパイスの香りが綺麗に混ざりあい、口当たりは華やかで繊細でまろやか!!久しぶりにちょっと感動しました。
最後はQue Pasa*ケ・パザ2014、マカブ、グルナッシュ・グリとノワールのブレンド・ワイン。15日間マセラシオンさせた後に圧搾。ハチミツのような香りと丸みと、ミネラル感が大いに感じられるので、バランスが綺麗にとれたサッパリしっかりした白。



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最近良く見る、そして良く飲むBruno Duchêne*ブリューノー・デュシェーンのペティアン・ナチュレル、Suzette*スーゼット2015

Bruno
だけ『もう2014年は全然残っていないよ!!でも2015年をビン詰めしてきたから飲んでみな!もうスイスイいけちゃうヨ!』

今年は去年に比べて酸味が感じやすく、フレッシュ感が増しています。 グルナッシュ・ブラン75%、ヴェルヴェンティーノ25%のこのペティアンはとにかく飲みやすく、気持ちよく、最高にアペタイザーに合います!私もつい昨日の夜のディナーのRacine2*ラシンヌ2で出して貰たばっかり!





Vall Pompo*ヴァル・ポンポ2015
はキリットした酸味と、柑橘類の香りが綺麗にマッチ。そして赤の2015はもうすでに飲めるし美味しい!!La Luna*ラ・ルナ2015も、La Pascole*ラ・パスコール2015も、赤フツーツたっぷりでジューシー!前年に比べたらより飲みやすいかな?とにかく後味が長く残る大好きなワイン!





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最後は、初めて会うPotron Minet*ポトロン・ミネのJean Sébastion Gioan*ジャン・セバスチャン・ジョアンさん。とても優しくて、ご飯中なのに色々と説明をしてくれて・・・空気読めなくてすいませんでした!!

そんな彼のプリムール、En Goguette*アン・ゴゲット2015はタンク内でブレンドされたグルナッシュと、シラーとムルヴェードルのワイン。あの・・・イチゴジュースでしょ?!と疑うほど飲みやすくてスッキリ!飲み始めたら止まりません!!
そしてカリニャンと言ったらPotron Minet!彼のカリニャンは爆発的に濃厚でパワフルで酸味が綺麗!そんなブドウとグルナッシュ20%から生まれたPari Trouillas*パリ・トゥルイヤス2014はリッチで口いっぱいに広がるフルーツの果実味が印象的。Querida*ケリダ2014はとても滑らかで上品。前のこの畑のオーナーが、各ブドウ木に対して『ケリダ=スペイン語でマイ・ハニー』と呼びかけながら世話をしていたからかもしれません!カリニャンとグルナッシュとムルヴェードルの3品種!
最後の一本はミネラルでスパイシーで、バラの香りも密かに漂うLa Berlue*ラ・ベリュルー2014。グルナッシュ(80%)とムルヴェードル(20%)で出来たこの赤は、まろやかで喉越しが良く、気軽に飲めるワイン!



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あと2人だけ、時間切れで試飲出来なかった
Daniel Sage*ダニエル・サ―ジュさんと、
Mouressipe*ムレシップのAlain Allier*アラン・アリエ
さん。

次回はリベンジで絶対に試飲します!!

写真だけでも・・・

日本の皆さん、申し訳ございません!!!




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日本での取り寄せ先:

Nichifutsu Shoji : http://www.nichifutsu.co.jp/
Le Mazel, Gérard Oustric

Nomura Unison :
http://www.nomura-g.co.jp/business/wine.html
Le Temps des Cerises, Axel Prufer
Bruno Duchêne
Daniel Sage

Symphonie / 竹下正樹 :
03-5565-5880
Domaine Le Bout du Monde, Edouard Laffitte

Orveaux : http://www.orveaux.co.jp/
Domaine du Possible, Loic Roure

East Line : http://www.tokoseika-group.jp/
Sylvain Respaut et Olivier

BMO : http://www.3amours.com/
Potron Minet, Jean Sébastien Gioan
Mouressipe, Alain Allier


ASAMI
2015年の収穫も終わり、ブドウたちはタンク内でやっと落ち着いて来たこの時期。
11月は、生産者達が次々とパリへ!!2015年のプリムールも含め、ビン詰めされて寝かされていたワインをわんさか持って試飲ラッシュ!! そんなんで、先週の木曜日は3件テスティングをしてきました!!


朝10時、事務所のベルが鳴り、ドアの前に立っていたのは、モンペルー(南仏)からリュックを背負ってパリまでやってきたLe Petit Domaine*ル・プチ・ドメーヌのAurélien Petit*オレリアン・プチさん。彼も彼女も大きいのに、名前が « プチ =小さい»・・・そこから面白半分で、ドメーヌの名前は、ドメーヌ・プチになったんだそうです!

私は初めて試飲する蔵元。
モンペルーといえば、Château l’Aiguelière*シャトー・レギュリエール の元気いっぱいのChristine*クリスティーンを思い出します! オレリアンクリスティーン にはお世話になっているとのこと。彼は2012年にワイン造りを始めたばかりなので、自分のカーブには場所がなく、ワインは全部クリスティーンの倉庫に置いて貰っているのだそう。




オレリアンと彼女のジュリー
は、システム・インジェニアの学校で知り合いました。その後、ワインを造りたいという思いが強くなり、二人でワイン学校へ進学。そしてオーストラリアやニュージーランドで醸造法を学び、2012年にモンペルーでブドウ畑を2 Ha借りてドメーヌをスタート。

2013年には、放置されていた畑も借りて、今では4,5 Haの畑をビオ方針で栽培しています。



そんなオレリアンとジュリーのワインの名の由来は、全て≪大きいと小さい≫に関わっている名前ばかり。




La Démesure *ラ・デムジュール2014

≪ラ・デムジュール≫とは、≪法外な≫という意味。なぜ?と聞いたら、『小さな区画から(25ares)偉大な白ワインが出来上がるから!』
シュナン100% ‐ 樹齢30年 ‐ 粘土石灰質
3日のマセラシオンのあと、10ヶ月間の樽熟成
柑橘類とハチミツの香りがほんわり。口当たりはサッパリとキリっと、しかし丸みもありミネラルで、後味が長く続く不思議な白ワイン。エノ・コネ・メンバー絶賛!


Myrmidon *ミルミドン2014

≪ミルミドン≫といえば、ギリシア神話で登場する神話的民族のこと。その戦士部族のように、このワインは『まだ若いのにもう凄いんだ!僕たちブドウも頑張ったんだ!』と表現しているかのようで、この名前に決定。
シラー100%だけれども、
   ‐ マセラシオン・カルボニック(ブドウを房ごと樽に入れて出来たブドウ・ジュース)
   ‐ 5日間マセラシオンしたシラー
   ‐ 2・3週間マセラシオンしたシラー
のブレンドなのです。全てを樽内でアセンブラ―ジュして、3ヶ月間熟して出来上がったものが、このスパイシーでコショウと赤フルーツの香りが漂る、フレッシュな赤。このワインは、今後が楽しみ。今より絶対美味しくなる!私も3本即購入しました!!



Cyclope *シクロップ2014
≪キュクロープス≫は、ギリシア神話に登場する≪巨人≫。
 カリニャンはラングドックの代表的な品種。
その二つをひっかけて、『キュクロープスのように偉大なカリニャン』を表現したワイン。
4つの区画に植えてある、樹齢50歳の木から収穫されたカリニャンをエグラパージュ、そして6ヶ月間の樽熟成。
ガリッグや森の中にいるような香りに、濃厚なのにジューシーで爽やかな味わい。赤みのお肉を食べながら飲みたい!

Rhapsody *ラプソディー2013
ラプソディーのように、形にとらわれなく、とにかくフリーなワイン。それぞれが好きなようにこのキュベを感じて貰いたい気持ちから、≪ラプソディー≫の名前を選びました。
カリニャン・ヴィエイユ・ヴィーニュ80% + シラー20%
マセラシオン・カルボニックの後、1年間の樽熟成。
とてもエレガントでフレッシュなワイン。フランボワーズや明るい赤フルーツの香りと、蕩けたタンニンが滑らかで飲みやすい!私の今回の一目惚れワインです!!





なんだかんだで2時間色々と話を聞いた後、先日紹介したClown Barへエノ・コネ・メンバー直行。そこで一緒にご飯を食べたのは、Clos des Grillons*クロ・デ・グリヨンのNicolas Renaud*ニコラ・ルノーさん!相変わらずシャイで優しい瞳をしたニコラ。彼の南のアクセント及び方言がとても魅力的・・・・・!もちろんワインもですよ!!

せっかくパリに来たから、ワインも一応持ってきたよ!と二コラ。もちろん頂きます!!

アペタイザーにいただいたのは、Domaine Belluard*ドメーヌ・ベリュアールのペティアン、Le Mont Blanc*ル・モン・ブラン2011。キリットしていて、丸みもあり、繊細な泡がおいしく、おつまみの貝のから揚げにピッタリ!




二コラが持ってくてくれたワインは3本。



最初に試飲したのは、火曜日にビン詰めをしたばかりのプリムール、Primo Senso*プリモ・センソ2015
サンソーのスパイシーさと赤フルーツのジューシさが綺麗にマッチして、飲みやすくて危ない!ミネラル感たっぷりのワイン!

続いては、グルナッシュ100%で出来たSous le Figuier*ス・ル・フィギエ2014
取りあえず色にビックリ!!とても薄い赤色で、赤というかピンクに近い、綺麗な色!マセラシオン・カルボニックの後9ヶ月間タンクで熟成されたこのワインは、野イチゴや、スパイス、そしてまさにイチジクの香りがほわーん(Figuier=イチジクの木)!熟成されたフルーツと、またもやミネラル感が感じられ、これもスイスイ飲めてしまって美味いです!





でも今回『ウワ~、美味しすぎる!!』と思った一本が、Venskab*ヴァンスカブ2014です。
ラングロールのエリック・ピファーリング
と共同で作った一本。
エリック
タベルとリラックニコラテール・ブランシュとグリヨン・ロゼをブレンドして出来上がったもの。
«Venskab≫とはデンマーク語で、友情というい意味。
グルナディーンを飲んでいるみたいで、本当にアルコールなの?!と一瞬疑ってしまうほど飲みやすい!!イチゴやグリオットを齧っているようなジューシーさ!フルーティーでフレッシュで、次回のアペタイザーには絶対欠かせないです!




 ニコラのパリのエージェント、シルヴィ―・シャムロワさん、 ニコラ、 エノ・コネクションの会計士のキャムヨング、キショ、フランソワ








ここでも2時間たっぷりとお話をした後、私は前に働いていたワイン・バー、Le Garde Robe*ル・ガルド・ローブに行き、店長のEdith*エディットと、アルデッシュのSylvain Bock*シルヴァン・ボックさんと2014年ヴィンテージの試飲!!


2013年から亜硫酸は使用していないシルヴァン。彼のワインを造る腕は確実に上がっています!13年はとても上品なビンテージ、14年はさらに上まり、より華やかでエレガント!7月にビン詰めされたワイン達をLET’S TRY !!





Neck*ネック2014
石灰質の畑で収穫されたグルナッシュと、玄武岩質のテローワルから収穫されたグルナッシュをブレンド。
二つ目の区画は2013年に買い取ったばかり。フルーツを満遍なく表現するために、マセラシオン・カルボニックで醸造。
まっすぐな味わいと、ちょうどいい具合に混ざり合っているフルーツとタンニン。ぐったりした時に一杯飲みたい!
Edithのお気に入り!




Les Grelots*レ・グルロ2014

グルナッシュ(80%)はタンク熟成、メルローとシラー(各10%づつ)は樽熟成。
酸味がスッキリとしていて、熟成されたフルーツが口いっぱいに広がります。
常に一本家に保管しておきたい!


Suck a Rock*サック・ア・ロック2014
マセラシオン・カルボニック後、9ヶ月間樽で熟成されたメルロー。
『メルローが苦手な人でも、飲みやすく、渋みがなくフルーティなワインを造りたかったんだ。』
ゆっくり丁寧に圧搾されたブドウからは甘みがたっぷり絞り出されていて、樽熟成がより複雑感と滑らかさを与えています。
あともう少し時間が経ったらパワーアップしているはず!

Raffut*ラフュ2014
シラー100% :2/3はマセラシオン・カルボニック + 1/3はエグラパージュ
プレス機に掛けるときにアセンブラージュ。 一言でいうと、上品!!
北ローヌのシラーを飲んでいるかのような繊細さ!カカオやスパイス、スミレの花など、様々な香りが混ざり合って深い。ピュアで酸味もしっかりとしているので、今飲んでも楽しめますし、2-3年後に飲むのもありかも!





今日試飲したワイン、生産者の皆さんも、日本のお客さんが味わえることを楽しみにしています!!
待っていてくださいね~!



Restaurant Clown Bar
114, rue Amelot
75011 Paris 
TEL : 01 43 55 87 35
Métro : Filles du Calvaire, Oberkampf, Saint-Sébastien-Froissart



Le Garde Robe
41 rue de l’Arbre Sec
75001 Paris
TEL : 01 49 26 90 60
Métro : Louvre Rivoli, Pyramide, Chatelet



日本での取り寄せ先:

 
L’Avenir : http://lavenir-wine.com/about.html
   - Le Petit Domaine*ル・プチ・ドメーヌ
   - Sylvain Bock*シルヴァン・ボック
   - Domaine Belluard*ドメーヌ・ベリュアール 

Diony : http://www.diony.com/

   - Clos des Grillons*クロ・デ・グリヨン

ASAMI
 

ボジョレー・ヌーヴォーも来週に迫ってきました。
ユリとキショウのボジョレー紀行、後編をお送りします!



4)マルセル・ラピエール Marcel Lapierre


故マルセルさんの息子である、マチューさんが私たちを迎えてくれました。
実は前日にも少し寄ったのですが、お昼をご馳走してもらい、この日もまずはお昼から・・。
私たち働いていないのに、申し訳ない~と思いつつも、
美味しすぎる昼食に舌鼓をうちながらニコニコして
しまいました。
なんでも、マチューさんはもともと料理人のため、
収穫中にお願いしているシェフもなんとパリの
三つ星☆☆☆レストランでもともと働いていた方に
お願いしているそう。テット・ド・ヴォーという、
牛の頭のお肉でかなりビクビクしながら一口・・
・・・・・・おっ美味しい!!
 

ラピエール家をマチューさんと共に支える家族
マルセル亡き後のラピエール家は残った家族全員で
醸造所を支えています。とくに頼もしいのは、故マルセルの
奥さんでもあり、マチュのお母さんでもあるマリーさん。
マルセルと二人で自然派ワイン界を育ててきました。
今も現役でラピエール家の原点を支えています。

 2015年は長女のカミュさんが醸造全般を管理。
マチューの良き右腕的存在です。

末っ子のアンヌはラピエール家の太陽。
明るく、周りの雰囲気を盛り上げ、
必要な個所に現れて援助しています。



9月11日に収穫がすべて終わり、今はマセラシオン・カーボニックと圧搾作業。
伝統的な直下型圧搾機を2台持っているため、50個のワイン大桶に
たっぷりはいているブドウを交互に圧搾できるそう。

「収穫は終わったけど、まだまだ気は抜けないよ。むしろこれからだ。」と
マチューさん。

ブドウ収穫は終わったものの、酵母菌が天候や気圧に影響されることがあるため、酵母と発酵の状態の管理を綿密にし続けなければいけないとのことでした。 なんとマチューさん、醸造所近くに自前の研究室を作っており、自生酵母やブドウジュース内の成分を常時管理されているそう。顕微鏡まで持っているのはすごい!

普通のヴィニュロンと同じく、ワイン成分分析自体は近所の研究所に頼んでいるそうですが、「この機材があればより細かく、すぐに自分の目でワインの状態を確かめられるからいいんだ」とマチューさん。
こだわりがうかがえますね!



2015年産は?




少し時間をいただいて、マチューさんから日本の皆さんへのメッセージビデオをとらせていただきました。
「今年のブドウはとても早熟で、収穫も早く終わったけれど、ブドウの質が目を見張るほど良くて、ここまでレベルの高い年は久しぶりだよ。

ここにある全てのタンクはブドウで一杯になっていて、醸しがはじまっているけれど、例えばこのブドウの房も、食べてみると味わい・アロマもしっかりとしていて、素晴らしい年であることがはっきりとわかる。セミ・マセラシォン・カーボニックも例年に比べて長く、このままいけばとても美味しいワインが出来上がるはずだよ。


モルゴン2015年のパラディ(圧搾直後のブドウジュース)も味わい深くて、
とても「(マチューさんの誇らしげな日本語で)おいしい!^^」。
骨格がしっかりしていて力強く、果実味があふれているね。
皆さんには、もし1月に来てもらうことができれば、2015年の
美味しいワインをぜひ味わって頂きたいです!」





5)ラパリュ Lapalu




今回キショウが特に楽しみにしていたのがラパリュ!伊藤さんと一緒に飲んで、その美味しさに感動したそう、当主のジャン・クロードさんに会うのもとっても楽しみにしていました。
通常より5週間早めの8月25日頃に収穫が始まったというラパリュですが、場所がとっても美しい景観のなかで、こんな場所に生まれたというのが羨ましくなってしまいます。
広い醸造所に入ると、コンクリートタンクやステンレスタンク以外に、アンフォラを発見! なんでも友達のヴィニュロン同士でアンフォラのグループを造っているらしく、自分で注文した
アンフォラ以外にも他のヴィニュロン から譲り受けたものも多いそう。(アルマ・マターのキュヴェはアンフォラにて醸造。その年のブドウの質によってアッサンブラージュの比率等を調整しているようです。)

ちょうど行ったときは、直下型圧搾機で1回目のプレスが終わり、ちょうど2回目のプレスに備えてブドウをかき混ぜるところでした。


●マールの切り崩し作業
圧搾した後のブドウをマールと呼ぶのですが、
ケーキのようにぺちゃんこに固まったマールを
切り取り、崩して、スコップでかき混ぜ、台形状にして
2回目の圧搾を行います。

とっても重労働ですが、私も少しやらせてもらいました!
お邪魔かと思いつつ、「ちょっとだけやってみたい」と恐る恐る
聞いてみたところ、ラパリュの従業員の方々はとても優しく、
快くやらせてくれました!コツを教えてもらいながら、
少しずつマールを切り進めていきます・・・。


ジャン・クロードさんいわく、当初はプニュマティック圧搾機でやっていたものの、なんと伊藤さんのアドバイスを受けて、直下型の圧搾機に変えたそう。味の繊細さがぐっと増して味わいがとっても良くなったとご本人も大満足。従業員の人も、大変だけど最高の結果がだせればねとニコニコしていました。なんでも、ブドウの茎や皮がフィルターとなり、自然に濾過した状態になるとのこと。出てきたブドウジュースもとってもクリアできれいです。


畑の管理も、1960年代の小さなトラクターを引っ張り出して使っているそう。ボジョレーのガメイはゴブレ型剪定のため、通常は大きな機械を通すことができないのですが、ラパリュでは馬と同じ重さのこのトラクターを使って、ブドウ樹への負担を最小限に抑えながら耕しているそうです。

確かに、除草剤を使っている他の畑と比べると、ブドウ樹のいきいきとしたオーラが違います!

ちなみに、ブドウが太陽の光を最大限吸収できるよう、ブドウ樹はゴブレなものの、成長した後はブドウ樹の蔓を上でまとめるそう。
トラクターにも蔓がひっかからないよう、最大限の注意を払っています。
ちなみに土壌はグラニット・ローズ(ピンク色の花崗岩)。

ジャン・クロードさんとお仕事がひと段落した従業員の方々と、わいわい歓談した後は、ジャン・クロードさんのおうちのお庭でテイスティング。
美しいブドウ畑が目の前に広がるテラスは素敵の一言。
こんなお庭のある家にいつか住んでみたい!と夢がふくらむ景色です。

【試飲memo】

・オー・フォート Eau Forte 2014
お水のようにすいすいと飲めてしまう、バランスがピカ一の一本。ガメイ100%のはずなのに、ピノっている上品な味わいです。
ジャン・クロードさんの繊細な人柄が表れているようです。

・ブリュイ Brouilly
ボルドー型のボトルに入ったこちらはタンニンがしっかりと主張してくる一本。10ヶ月の樽内熟成を経て、2014年7月に瓶詰したそうです。




自宅でトマトを造っているとのこと、その甘さと美味しさに感動。
なんでも、ジャン・クロードさんの料理人のお友達から、もしもこのトマトをランジス市場(フランス最大の市場)に出せば、一番高い値段で買ってやるぞ!とお墨付きをもらったそうです。
ワインだけでなく、自分の育てている農作物に対する愛情と情熱が、料理のプロからも認められるなんてすごいですね!
キショウも「キャンディーみたいに甘い!」とびっくり。
思わず顔がほころんでしまいます。

他にも、収穫が終わるとカタツムリ取りに出るらしく、木曜に、収穫を一緒にした仲間とニンニクをきかして食べるんだといい笑顔。
雑談の間も、「日本には以前一回だけ行って、人の優しさに感動したんだ。あと食べ物も大好き。日本にまたいつか行ってみたい!」と熱っぽく語ってくださいました。 とっても優しいジャン・クロードさん、ファンになってしまいました!


6)ローランス・レミ・デュフェートル Laurence et Rémi Dufaitre


こちらでもすでに収穫終了。ドメーヌに到着して最初に見たものは、圧搾機のなかに人が入ってピジャージュしてる・・・。もちろん圧搾機は止めているのですが、なんだかナチュラルにすごいことをしていて、はじめてみた光景に衝撃を受けました。 レミさんご本人も、タトゥーがいっぱいで筋肉ムキムキな、ワイルドな方。


一方ワインは軽く微発砲の残る軽快な白、赤もピノ・ノワールのようなタンニンが感じられるブルイィBrouillyなど、果実味・旨みが感じられついつい飲みすぎていそうでした。
彼のワインが大好きというイギリスのワインバーの方々もわざわざロンドンから休日を利用してきており、テラスでワインを囲みながら、カジュアルな話に花が咲いたのでした。

今回ボジョレーは私も初めてだったのですが、まず一番に印象に残ったのが、生産者の方々が本当に手間暇をかけて、畑と醸造所で素晴らしい仕事をされているということでした。私がいうのは差し出がましいのですが、醸造所では、あえて膨大な時間と労働力が必要な直下型圧搾機を使い、畑では薬剤に頼らず人の手による仕事を重視して造っているところ、さらにその仕事の結果がワインの美味しさにあらわれ、果実味のあるピュアで上品な味わいのものが多いと感じました。

ボジョレーのイメージががらりと変わったこの旅を通して、今回行った生産者の方々はもちろん、これからもヴィニュロンの良い仕事っぷりをこれからもレポートしていきたいと思います!


文 Yuri   /   写真 Kisho


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そろそろボジョレー・ヌーヴォーの季節!
今年の夏にボジョレーの生産者を訪ねた時の記録を、エノコネクションの新人2人(キショウ、ユリ)が綴ります。

フランスよりも8時間早く今年の新酒を味わえる日本のみなさんに向けて、美味しいボジョレー・ヌーヴォーを
より楽しんで飲んでいただけるよう、拙い文章ですがお付き合いくださいますよう、どうぞ宜しくお願いします 

*文章 ユリ / 写真 キショウ (監督・伊藤社長)


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まだ暖かい陽が差し込む9月の中旬、収穫の熱冷めやらぬボジョレーとブルゴーニュに、キショウとユリが潜入してきました!

マコン駅からボジョレー→ボーヌ周辺→ボジョレーの2日間で、エノコネクションの看板でもあるスターヴィニュロンへはじめましてのご挨拶と、もしもできれば収穫に参加してしまおう!という計画です。
Yuri
Kisho
 
 

気になる訪問先は・・・
1)クリストフ・パカレ Christophe Pacalet
2)フィリップ・パカレ Philippe Pacalet

3)セルナン・ベリュー Sernin Berrux
4)マルセル・ラピエール Marcel Lapierre
5)ラパリュ Lapalu
6)ローランス・レミ・デュフェートル Laurence et Rémi Dufaitre
 


1)クリストフ・パカレ Christophe Pacalet

日曜にもかかわらず笑顔で奥様と迎えてくださったクリストフさんのところでは、9月9日、猛暑による凝縮したブドウが取れ、晴れて収穫終了。今年は8月24日から開始、例年に比べかなり早く終ったそう。特に丘の上のブドウ畑(サンタムール、コート・ドブルィ)は強い太陽の光でブドウが乾燥し、凝縮した小さいブドウがとれました。



コート・ド・ブルィの土壌の特徴について

ボジョレーは花崗岩土壌であることが有名ですが、特に火山質が混じるコート・ド・ブルィからは、色調も濃く力強さがあるワインが出来ていました。なんでも、火山質の土壌は酸性度が高めで栄養分が少ないため、樹勢が強い品種であるガメイもたくさん実をつけることがなく、その分凝縮感のあるブドウがとれるとのこと。さらに天候に恵まれない年であっても比較的均一な量のブドウが取れるのがコート・ド・ブルィの特徴とのことでした。
 

一部の発酵槽はグラスファイバー製タンク

今年に関しては、ブルィ以外のキュヴェの量がかなり減ってしまい、例年の半分しかとれなかった畑もあるそうです。 ここでは一部の発酵槽はグラスファイバー製を使用しており、 マセラシォン・セミ・カーボニック醸造中の葡萄丸ごとの房が見えます。タンクをたたくと、薄透明のタンク越しになんと泡がふわ~っと浮かび上がってくるのが見えます!ここからボジョレー特有のアロマや優しい色合いが抽出されているのかと思うと、感動しました。
 
【試飲memo】

・ボジョレー・ブラン
とてもクリアでレモンのような色合い。ゆっくりと立ち上る白い花の香り、
柑橘系のきりっとした酸味が心地よく舌の上に広がります。

・コート・ド・ブルィ
とても濃く、若いローヌワインを彷彿とさせるような紫色の色調。
赤・黒系果実の香りが主張し、凝縮感があり飲みごたえがあるワイン。






クリストフ2015年11月ヌーヴォー解禁時に日本行き決定!



ちなみにプチ情報・・・クリストフ・パカレとヌーヴォー解禁カウントダウンを楽しみたい方、 11月19日00時に、東京新橋でヌーヴォー解禁カウントダウンパーティーが開催されるのですがクリストフも参加します! ぜひみなさんも参加して、クリストフと一緒に美味しいボジョレー・ヌーヴォーを楽しんでください!!
日本食が大好きとのこと、クリストフさんは今年のヌーヴォー解禁の時は日本に行くことになっています。美味しい日本食をとても楽しみにしていました!






2)フィリップ・パカレ Philippe Pacalet

伊藤社長の写真を拝借


新人二人はここからフィリップ・パカレの収穫に参加をするために北に移動。
フィリップさんに今から着きますの電話を入れたところ、「今さっき摘み終わったところだよ」!!なんと・・・・が~ん。

早熟な年であったため、それを見越して早めに行ったはずでしたが、なんとチーム・パカレは素晴らしい手際の良さで、予定よりも早く終ってしまったそう!
それならと収穫終了のお祭りであるポレ(ブルゴーニュでは「ポレ」、
ボジョレーでは「ラフボール」というそう)に、どさくさに紛れて参加させていただき、
美味しいクスクスのご相伴にあずかってしまいました。
収穫自体は終わったものの、まだ白の圧搾作業が残っているとのこと、パカレさんはとっても忙しそうでしたが、今年の素晴らしいブドウがとれた話などを手短にしてくれ、笑顔の素敵な奥様も、ブルゴーニュ・アリゴテ2014、ジュヴレ・シャンルタン2008、ポマール2008など飲ませてくれました!

【試飲memo】

・ブルゴーニュ・アリゴテ2014
苦み・酸味・旨みのバランスが素晴らしく、親しみがありながらも綺麗な余韻で、とっても美味しい!聞いてみるとピュリニー・モンラッシェ村と国道を挟んで向こう側の畑らしく、どうりで美しい酸味があると思いました。

・ジュヴレ・シャンベルタン2008
マグナムでサービス。最初は少しかたいイメージでしたが、時間がたつと華やかで力強い、赤系果実たっぷりのニュアンス。ついついグビグビ飲んでしまいそうで危険です。

ポマール2008
同じくマグナムで。きめ細やかなタンニンに支えられたしっかりとした構成が感じられました。やっぱり美味しい~。





パカレ収穫終了後に嵐のような大雨と雹が
ポレの途中で大雨と雹が降ってきて、丁度収穫が終わったところでよかった~!!とみなさん大喜び!!
もしやパカレさんは、晴れ男!??
運も実力のうちのひとつ!良いタイミングで収穫が終わって、本当によかったですね。

ボーヌの夜は自然派ワインが飲める和食bissohへ

この日はボーヌに一泊。日曜の夜だったため、ほとんどのレストランが閉まっていましたが、日本料理のBissohが空いていました!日本人人口が多いボーヌのなかでも、日本人の常連客だけでなく地元のワイン生産者の方も集まる本格的日本料理店です。(1号店が工事中のため、2号店に行ってきました。)
こだわりつくされた店内の内装、カラトリーも素敵、なによりも とっても可愛いブラックレトリバーの ゆずちゃんが迎えてくれます。 お寿司のネタについても、サーモンもフランスの政府機関が認定するラベル・ルージュのものを使っているこだわりよう。パリの某有名日本料理店のすし職人の方とばったり再開したり等、うれしいハプニングとともに美味しいお料理をいただきました!


2日目はまず、サン・ロマンのセルナン・ベリューからアタック。
3)セルナン・ベリュー Sernin Berrux




ヴィニュロンのジャン・マリー・ベリューさんとオーナーのジャン・パスカル・サルナンさんがタッグを組んでワインを造っているこのドメーヌでは、12日には収穫が終了したとのこと。こちらも今年のブドウの出来はかなり良いと満足そう。

栽培者との信頼関係づくりを大切に
このドメーヌは買いブドウでワインを造っていますが、なんといってもブドウ栽培者の人たちとの信頼関係を一番に考えているそう 。栽培者の方との長期的な付き合いを一番に、古くからの友人のような近い関係を目指しているそう。「ワインで大事なのは信頼性と美味しさだ!」とジャン・パスカルさんも、笑いながらおっしゃっていました。

15年産の醸造作業中、(ルモンタージ実施中)
訪問した時にはルモンタージュの真っ最中。全てのキュヴェを全房発酵で醸造するとのこと、果実からもしっかりと抽出ができるよう、ブドウの入った桶全体に、発酵中のワインを丹念にかけていました。

発酵進行状況を細かくチェック・記録するジャンマリーさん
毎日全てのキューヴの密度と温度を測って、ワインの発酵具合を確認します。 SO2添加は極力抑え、ピノ・ノワール、シャルドネのみ、瓶詰前に少し入れる程度。アリゴテ、シラー、ガメイには入れないとのことでした。「ワインは、信念をもって丁寧につくれば他の余計なものを入れなくてもいいんだよ」とジャン・マリーさん。 栓もビオ(有機栽培)のものを使用しており、こだわりが光ります。
【試飲memo】

・ブルゴーニュ・ブラン2014
サヴィニー・レ・ボーヌの畑からとれたブドウで醸造。まっすぐな酸味が目立つ一本。

・ブルゴーニュ・ルージュ2013
ピノ・ノワール特有の、控えめながらも洗練された果実味が感じられる一本でした。





このドメーヌでは今年から新たな挑戦で、ボジョレー、ボジョレー・ヌーボーを始めました。AOCの規定に合わせて、ボジョレーのレニエ村にも醸造所をつくったそうです。なぜボジョレー?と聞いたところ、 『ブルゴーニュの繊細で緻密な醸造方法で、極力多くの人に気楽に喜んでもらえるワインを造ってみたかった。そう、皆が喉を癒すようにグイグイ飲めるワインもいいよね。』 その後、少し間をおいてから、ニッコリ笑顔で 「本当は・・喉が渇いたからだよ!」 遊び心とパッションが止まらない、やんちゃな人の印象を受けました。

エノコネクション新人二人のボジョレー紀行、いかがでしたか?
後編ではマチュー・ラピエールやラパリュ、レミ・デュフェートル等の素晴らしい造り手が勢ぞろいです!
どうぞお楽しみに!

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