CPVリポート - イベントカテゴリのエントリ

フランスのワインの蔵元でも世代交代の波が来ているが、日本の酒販店でも、それは同じ。
江東区大島にある、みどりや酒店には、なんと若くてイケメンなカーヴィストが存在する!
見た目だけではなく、2008年に開催された、ロワールワインコンテストのワインアドヴァイザー部門で何と3位入賞 !!! 実力も目を見張るものがある。
そんな、みどりや酒店が、恒例のワインの試飲会を、4月11日(土曜日)、東大島文化センターにて開催した。
このイケメンカーヴィスト、名前は丸山謙二さんというのですが、この丸山さんファンが大勢会場に押しかけた。その数150名ほど。。。凄い !!!
〈見よ、この爽やかな笑顔 !〉
お客さんの目的は、丸山さんに会うのはもちろん、最大の目的はワインの試飲。
入場料200円を払えば、あとは30アイテムのワインを飲み放題。(試飲会ではあるが、皆さんグイッと。。。)

みどりやのワインは、この若旦那が定期的にフランス蔵元を訪れ厳選されたアイテムばかり。
小規模ながら、家族経営で、自然な栽培、自然な醸造を行っている生産者達である。
ちなみに、この日セレクションされたアイテムは、世界一のミュスカデ、マルク・ぺノ、同じくロワール、ビロードのようなタンニン、ヤニック・アミロ、ローヌの職人、ジャン・ダヴィッド、ラングドックの雄、アルキエなどなど、素晴らしい生産者ばかりでした。
〈会場は、参加者の熱気でいっぱい〉

ご近所の方、ぜひ寄ってみてください。
みどり酒店
住所:東京都江東区大島7-36-6
TEL : 03‐3681‐9697
FAX : 03‐3682‐1804
SITE : http:// www.midoriya-saketen.co.jp
E-mail : info@midoriya-saketen.co.jp

先週4月9日木曜日、毎年恒例のCPV主催、インポーター合同試飲会「ルクレアシオン」を新橋第一ホテルにて開催した。
今回は12社のインポーターが集結!来場者数は、なんと252名!!
12時のスタートから絶え間ない来場にて、会場は活気にあふれ返った。
来場者の、真剣で熱いパッションを強く感じる試飲会であった。
今回のテーマは、「本物」のワイン!
昨年末より続く未曾有の世界不況。資本経済の崩壊が世界中各地で起こっています。
今までの、大量生産、大量消費の時代の転換ともいえるでしょう、またヴァーチャルな世界から
足元を見つめ直すタイミングとも言えるでしょう。
まさに「自然派ワイン」とは、環境にも人間にも優しく、その中に、その土地ならではの、土壌や環境、そして歴史的背景、文化などオリジナリティを持っています、それが「テロワール」ワインと言われる所以です。
どこにも存在しない、ユニークなワイン。その造り方の根本は、自然への敬意、共生です。
今こそ、何の偽りも無い、逆にその本質をしっかりと表現した「本物」のワインが必要なのです。
この「本物」を伝えるのも感じるのも人です。我々も「本物」にならなくてはいけません。
生産者、インポーター、酒販店、レストランが一丸となってより良い世界を広げましょう。
ご来場の皆様有難うございました。 今回の試飲会で何かを感じて頂けたら幸いです。
また、ご出展インポーターの皆様ご協力ありがとうございました。
BMO株式会社 、野村ユニソン株式会社、エスポア、株式会社JALUX、ディオ二―株式会社、株式会社モトックス、株式会社イーストラインLa Vigne事業部、 株式会社 オルヴォー、大榮産業株式会社、オリゾン、伊藤忠商事株式会社、有限会社クロスロードなど(順不動)

<BMOブース前。。。人だかりで見えない>

〈野村ユニソンブース〉

〈大榮産業ブース〉

〈モトックスブース〉

〈イーストラインブース〉

〈オルヴォーブース〉

〈クロスロードブース〉

〈オリゾン/伊藤忠商事ブース〉


〈ディオニーブース〉
〈エスポアブース〉

La Mise est née en 2008 à Arles. L’esprit de groupe y est moins marqué mais cette dégustation vaut tout autant le déplacement par la qualité des vignerons présents. Donnons-lui le temps de trouver son rythme et sa couleur....
ラ・ミーズという試飲会は2008年、アルル町で誕生しました。まだ新しいのでチーム・スピリッツは深くないのですが、参加している醸造家は凄い人ばかり!今後徐々と重要となっていく試飲会に間違いないです!

La Mise est une hacienda gitane crée par le fondateur des Gypsy King. A 3 minutes du centre d’Arles se niche un véritable village gitan avec des roulottes, une église, des arènes et un restaurant.
ラ・ミーズはジプシー・キングを生んだ創立者が造り上げました。アルルから3KM離れた可愛らしいジプシーティックな町。そこには教会やレストラン、大型馬車や闘牛場などが潜んでいます。

ラ・ミーズ
Le Patio
51 chemin Barriol 13 200 Arles
Pour La Mise pas de taureaux mais des vignerons quelque peu atypique...dont :
ラ・ミーズでは牛はいませんが面白い醸造家が勢ぞろい!例えば・・・:
*****Nicolas Camarans*ニコラ・カマラン*****

j’attendais avec impatience de déguster le deuxième millésime de cet ancien bistrotier parisien parti faire du vin dans son aveyron natal. Et bien c’est bon !!
パリでビストロを開いていた彼は、ワインを造るため地元へ帰り、今年がセカンド・ヴィンテージとなります!私もずっと待っていたので、試飲できる事にウキウキです!
Cuvée Coultades 2008 : 100% Fer sarvadou en macération carbonique de 25 jours en tronc conique (15hl) puis un élevage 10 mois en barrique. Le fer servadou est un cépage aveyronnais. Un vin du sud ouest tendre et facile à boire. Léger en alcool 11°6...
キュベ・クルタード2008:南西で生まれたとても優しくてまろやかなワイン。アルコール度数も低め(11.6°)ですので飲みやすい!
品種:100%フェール・サルバドゥー(アベロン独特な品種)
醸造:25日間、15HLの樽でのマセラシオン・カルボニック
熟成:木樽で10ヶ月間熟成
H2 Facteur 08 :cette année encore le rosé est nature et plein de fruit. Assemblage de 8 cépages autochtones avec une pré-fermentation en caisse au frais durant 6-10 heures puis presse directe, débourbage une nuit, vinification et élevage en barrique, malo faite.
H2 ファクトゥール 08:今年もとてもフルーティーでナチュールなロゼワイン!
品種:8種類のブドウをアセンブラージュ
醸造:アルコール発酵前に、6-10時間の間冷たいケースで保存 - そして直接圧搾 - 一晩のデブルバージュ
熟成:木樽での熟成 - マロラクティック発酵も行っています。

Mauvais Temps 08:cette année elle est 100% négret de banhars macération semi carbonique de 20 jours en tronc conique (15hl) puis élevage en fût pendant 10 mois. Ce vin sera mis en bouteille en juin, il a encore besoin d’un peu d’élevage pour arrondir les tanins de fin de bouche. Vin structuré.
モヴェ・タン2008:モヴェ・タンとは気候が悪いという意味です・・・
骨格がしっかりとしているワインです。タンニンがよりまろやかになる為、まだ樽の中で熟成中です・・・後数ヶ月の辛抱です!
品種:100%ネグレ・ド・バナール
醸造:20日間、15HLの樽でのセミ・マセラシオン・カルボニック
熟成:木樽で10ヶ月間の熟成
Selve 07: est en bouteille ! vin blanc issu de chenin. Presse directe, débourbage 1 nuit, vinification et élevage de 14 mois sur lie en barrique. En 2007 les raisins étaient pastriés d’où sa couleur ambrée, le vin est gras et très aromatique mais toujours une belle acidité due à l’altitude (450m).
セルブ2007:はもう瓶詰めされています!2007年のブドウはとても熟成されていたため、ヴェールが掛かったような黄色なワインです!濃厚でアロマが綺麗な上、標高450メートルで収穫されたブドウの綺麗な酸味が足されていて最高です!
品種:100%シュナン
醸造:直接圧搾 - 一晩のデブルバージュ
熟成:14ヶ月間、木樽でのシュール・リ熟成
*****Guy Buissière*ギー・ビュイシエール*****
Vigneron dans les terres oubliées aux portes de la Bourgogne (à quelques km de l’AOC Bourgogne). En 1989 alors âgé de 45 ans Guy décide de changer de vie et de reprendre les 2 ha de vignes familiales. Il fête cette année ses 20 ans d’activités vigneronnes, et on peut lire dans les yeux et son sourire le feu de la passion sans aucune ombre de regret. Je connais très peu Guy Buissière mais je peux sentir chez lui beaucoup de déterminisme et une grande dose de volonté. Car il n’a pas été facile à 45 ans de se mettre à travailler la terre pour cultiver des raisins biologiques , de se battre contre l’INAO qui en 1996 a voulu l’obliger à être en VDT (après 2 ans de lutte, Guy a recouvrer le droit d’inscrire VDP du coteau de Val de Saône sur ses étiquettes), de faire des vins naturels alors que la tendance est à la Technologie.... Guy pense à sa succession mais pour l’instant personne de sa famille ne souhaite reprendre, si vous êtes intéressé Guy serait ravi de vous transmettre son domaine... AOCブルゴーニュから少し離れた、とてものどかで静かな場所に在るドメーヌ。1989年、45歳になったギーは人生を変えようと思い、お父さんのブドウ畑(2ha)を受け継ぐ事に決めました。転職して今年20年目を祝うギーさん。彼の瞳と笑顔からは、この道を選んで良かったという感情と情熱、そして固い意思の持ち主だという事が伝わってきます。45歳で醸造家になる事は、決して簡単だったとは言えません。自然なブドウを育てる事、1996年INAOが全キュベをVDTにしなさいと言われたこと(2年間戦った末、ギーはVDPデュ・コトー・ド・ヴァル・ド・ソーヌのアペラシオンを獲得することを許されました)、工業的なワインが流行っている中自然派ワインを造ろうと思ったこと・・・今は跡取りがいない事にとても悩んでいるギーさん。もし何方か興味がある方はギーに是非ご相談を!あの優しい笑顔で喜んでくれると思います!
La flute enchantée : Aligoté pétillant en méthode champenoise avec 6g de sucre ajouté. Le vin est vif, bulle régulière. Super pour faire la fête !
ラ・フリュット・アンシャンテ:『ラ・メトッド・シャンプノワーズ』流に造られ、Liqueur d’expédition(糖分添加)が6gr添加された白ワインです!とても弾けるワイン。繊細な泡が魅力的!パーティーなどにはピッタリです!

Arpège 05 : 100% chardonnay... Guy m’explique que le 2005 avait beaucoup de gaz et qu’il a opté pour un élevage long plutôt que de dégazer.... Ce n’est pas un bourgogne, un simple VDP mais je vous assure ça décoiffe ! Pour moi un excellent rapport qualité / prix / plaisir.
アルページュ05:この年のワインは天然ガスが多かったので、ガスを抜くよりも、より長い間熟成しておいたそうです!このワインはVDPのアペラシオンですけれどもとても美味しい!しかもこの質の良さと美味しさに比べ、お値段はそこまで高くないのでお買い得です!
品種:100%シャルドネ
Les rouges de pinot noirs sont agréables sans grand concentration, rusticité élégante !
ピノ・ノワールは喉越しが良く、甘くて飲みやすいです!そしてとてもエレガント!
Ratafia Vigneron : le Ratafia est un marc de raisin adouci par le jus de raisin gamay puis muté à l’alcool. je vous avoue que je ne l’ai pas dégusté car il est ensuite difficile de poursuivre la dégustation. Mais à voir le monde sur le stand de Guy à déguster ce mistelle bio, j’en déduis qu’il doit être très bon
ラスタフィア・ヴィニュロン:ラスタフィアとはマールブランデーとガメイのブドウジュースを混ぜ合わせて出来た甘口ワインです。私は試飲する事が出来なかったのですが、このワインの周りには人が多く賑わっていたので、100%美味しかったのでしょうね!
***Ferme saint martin*フェルム・サン・マルタン***
C’est Thomas le fils de Guy Julien qui est derrière le stand. Père et fils travaillent ensemble depuis 2006. Ils s’attachent à faire vivre le sol de leur vigne, le domaine de 23ha est aujourd’hui 100% en agriculture biologique avec des applications de préparas biodynamique. A Suzette c’est beau (en face du mont Ventoux et des dentelles de montmirail) mais il fait aussi très chaud. La grande difficulté de la région est de faire des vins légers sans trop d’alcool. 2008 a été une année majoritairement pluvieuse mais avec une très belle fin de saison qui a donné des raisins bien mûrs mais plus juteux. スタンドでワインの紹介をしているのは、ギー・ジュリアンさんの息子、トマ君です。2006年から父と共に働いているトマ。彼らの目標は、土壌を生かせること。今は畑も肥料も100%ビオロジックです!スゼットという町は、自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」でもお馴染みのヴァントゥ山の目の前にあるので、景色がとても綺麗!しかし気候が暑い地区でもあります。この場所で最も困難なのは、アルコール度数が高すぎない軽いワインを造ることです。
2008年は雨が多い年でしたが、9月からとても良い気候に恵まれ、熟成されてなおかつジューシーなブドウが収穫できました。
La Gérine 08 : est le petite cuvée en macération carbonique du domaine. Elle est par nature sur le fruit et la légèreté (60% syrah / 40% grenache) – 100% cuvé béton
ラ・ジェリンヌ08:とてもフルーティーで飲みやすい繊細なワインです!
品種:60%シラー、40%グルナッシュ
醸造:マセラシオン・カルボニック
熟成:100%セメント・タンクでの熟成
Côtes du Rhône 08 : 20% cinsault / 80 % grenache vendange égrappée. Vin structuré avec une finale tanique. Demande encore quelques mois d’élevage en cuve.
コート・デュ・ローヌ08:骨格タンニンがしっかりとしているワイン。残念ながら後もう少しの期間タンクで熟成中です!
品種:20% サンソー、80%グルナッシュ
Terres Jaunes 08 : 80 % grenache – 20% syrah. Vendange égrappée. Vinification et élévage en cuve béton. Malgré ces 14° cette cuvée présente une fraicheur et des tanins fondus. Vin facile à boire.
テール・ジョーヌ08:アルコール度数が14°もあるのにとてもフレッシュで飲みやすいワイン。とろけるタンニンが口に広がります!
品種:20%シラー、80%グルナッシュ
熟成:除梗されたブドウを100%セメント・タンクで熟成
BY SANDRINE
**************************

La Ferme St Martin のワインが飲める / 買える店はこちら:
トロワザムール - 3amours
La Ferme St Martin のワインが買える店は、BMO株式会社までご連絡いただければ、ご紹介いたします:
BMO 株式会社
TEL : 03-5459-4243
MAIL: wine@bmo-wine.com
Nicolas Camaransワインについてのお問い合わせは:
CROSSROAD
TEL: 03-3352-0911
FAX: 03-3352-0910
ご存知の方も多いと思いますが、パリの8区にある老舗ワイン屋のCave Augeでは、不定期的にではありますが自然派の造り手たちを招聘した試飲会を開催しています。
店の前には試飲用のボトルやグラスを置くための樽が犇くようにずらりと並べられ、其処に造り手たちが所狭しに並んで試飲客を待ち受けているのです。いつも地域別に催されるのですが、今回はジュラ、サヴォア、アルザス地方です。11時から19時の試飲会で、僕は11時20分に到着した所、既に多くのお客さんが集まっていました。何と言ってもこの試飲会は、入場無料(入場といっても店先でやっているので通りすがりの人も大歓迎で飲めるのです)で飲みたい放題という点が魅力の一つ。しかもこのAugeのオーナーであるマーク・シバ氏の御眼鏡に適う造り手しか招聘しないという拘りから、とにかく気合の入った造り手ばかりが集うというのも大きな魅力。もう一つ挙げるとすれば、試飲に出ているワインは全て特別価格(定価より大抵10~20%安い)で提供してくれるもの超魅力だと言えます。大袈裟にいえば、この試飲会を毎回経験していれば、自然派ワイン通になれる程のものなのです。
ちょっと今回の顔ぶれを紹介しましょう。
DOMAINE BINNER, ALSACE (Audrey et Christian Binner) 16種類
DOMAINE BELLUARD, SAVOIE (Dominique Belluard) 3種類
DOMAINE DUPASQUIER, SAVOIE (Noel Dupasquier) 5種類
DOMAINE OSTERTAG, ALSACE (Andre Ostertag) 5種類
DOMAINE OVERNOY, JURA (Pierre Overnoy et Emmanuel Houillon) 4種類
DOMAINE PERON, SAVOIE (Jean-yves Peron) 3種類
DOMAINE TISSOT, JURA (Stephane Tissot) 9種類
DOMAINE DE LA TOURNELLE, JURA (Pascal Clairet) 4種類
DOMAINE BARTUCCI, BUGEY (Raphael Bartucci) 1種類
DOMAINE SCHUELLER, ALSACE (Gerald Schueller) 5種類。
ちょっと身震いしませんか?
どれもかしこも気合の入った造り手だけに、皆甲乙つけ難い逸品揃いですが、特に感動したものを紹介します。先ずはBINNERのGEWUZTRAMINER Kaefferkopf vend tardives 2003(41,8€→35,55€)。
ゲブルツ特有のライチの香りがミネラルの風味と共に登り、まったりと落ち着いた濃厚な旨みの後ろで酸が控えめに微笑んでいるような感じ。このBINNERという造り手は凄く長い歴史のある蔵元で、所謂減価償却が済んでいる(お金に余裕のある)蔵元であり、他の造り手と比べると品質に対する価格が非常にお手頃ということでファンが多いことも特徴です。でもこのゲブルツは一番高価なこともあり1本だけ購入(セコイ!)。
次はOBERNOYのArbois pupillin poulsard 1999(27,7€→23,55€)。
ジュラのプピランといえば、この造り手が最も偉大だと絶賛する人が多いと聞きますが、まさにその噂の通り。通常樽熟成の際には補液して酸化を防ぐことが普通ですが、ジュラでは補液せずに酸化させて独特の酵母菌を育てることで特殊な酸化臭を造りますが、その香りがまさに腐葉土のようで自然の恵みを飲んでいるという感慨を受けます。ちなみに3本買いました。三つ目は妥当な線かもしれませんが、Raphael Bartucci の発砲ロゼ、Cerdon du bugey(13,8€→11,73€)!
甘口でありながらいくら飲んでも嫌気のしないセルドン!僅か2ヘクタールの畑からこのセルドンしか造らないバルテュッチの発砲ロゼは、営業なんかしなくても毎年完売御礼なので、ラファエルは試飲会でも全く営業する気無し!両隣に居る造り手たちと和気藹々にワインを飲みながら談笑しています。そんなラファエルに無理矢理頼み込んでセルドンと一緒に記念撮影。と、思わず6本購入。
最後はやっぱりアルザスのSchueller。僕個人的に言うとアルザスでは間違いなく東の正横綱だと思っていますが、今回はその中でもPinot gris(12,9€→11€)が途轍もなく素晴らしかった。これも気がつけば6本購入しちゃいました!
こんな試飲会が普通に道端で開催されているなんて、やっぱりパリに住んでいて良かったと思います。
店の前には試飲用のボトルやグラスを置くための樽が犇くようにずらりと並べられ、其処に造り手たちが所狭しに並んで試飲客を待ち受けているのです。いつも地域別に催されるのですが、今回はジュラ、サヴォア、アルザス地方です。11時から19時の試飲会で、僕は11時20分に到着した所、既に多くのお客さんが集まっていました。何と言ってもこの試飲会は、入場無料(入場といっても店先でやっているので通りすがりの人も大歓迎で飲めるのです)で飲みたい放題という点が魅力の一つ。しかもこのAugeのオーナーであるマーク・シバ氏の御眼鏡に適う造り手しか招聘しないという拘りから、とにかく気合の入った造り手ばかりが集うというのも大きな魅力。もう一つ挙げるとすれば、試飲に出ているワインは全て特別価格(定価より大抵10~20%安い)で提供してくれるもの超魅力だと言えます。大袈裟にいえば、この試飲会を毎回経験していれば、自然派ワイン通になれる程のものなのです。
ちょっと今回の顔ぶれを紹介しましょう。
DOMAINE BINNER, ALSACE (Audrey et Christian Binner) 16種類
DOMAINE BELLUARD, SAVOIE (Dominique Belluard) 3種類
DOMAINE DUPASQUIER, SAVOIE (Noel Dupasquier) 5種類
DOMAINE OSTERTAG, ALSACE (Andre Ostertag) 5種類
DOMAINE OVERNOY, JURA (Pierre Overnoy et Emmanuel Houillon) 4種類
DOMAINE PERON, SAVOIE (Jean-yves Peron) 3種類
DOMAINE TISSOT, JURA (Stephane Tissot) 9種類
DOMAINE DE LA TOURNELLE, JURA (Pascal Clairet) 4種類
DOMAINE BARTUCCI, BUGEY (Raphael Bartucci) 1種類
DOMAINE SCHUELLER, ALSACE (Gerald Schueller) 5種類。
ちょっと身震いしませんか?
どれもかしこも気合の入った造り手だけに、皆甲乙つけ難い逸品揃いですが、特に感動したものを紹介します。先ずはBINNERのGEWUZTRAMINER Kaefferkopf vend tardives 2003(41,8€→35,55€)。
ゲブルツ特有のライチの香りがミネラルの風味と共に登り、まったりと落ち着いた濃厚な旨みの後ろで酸が控えめに微笑んでいるような感じ。このBINNERという造り手は凄く長い歴史のある蔵元で、所謂減価償却が済んでいる(お金に余裕のある)蔵元であり、他の造り手と比べると品質に対する価格が非常にお手頃ということでファンが多いことも特徴です。でもこのゲブルツは一番高価なこともあり1本だけ購入(セコイ!)。
次はOBERNOYのArbois pupillin poulsard 1999(27,7€→23,55€)。
ジュラのプピランといえば、この造り手が最も偉大だと絶賛する人が多いと聞きますが、まさにその噂の通り。通常樽熟成の際には補液して酸化を防ぐことが普通ですが、ジュラでは補液せずに酸化させて独特の酵母菌を育てることで特殊な酸化臭を造りますが、その香りがまさに腐葉土のようで自然の恵みを飲んでいるという感慨を受けます。ちなみに3本買いました。三つ目は妥当な線かもしれませんが、Raphael Bartucci の発砲ロゼ、Cerdon du bugey(13,8€→11,73€)!
甘口でありながらいくら飲んでも嫌気のしないセルドン!僅か2ヘクタールの畑からこのセルドンしか造らないバルテュッチの発砲ロゼは、営業なんかしなくても毎年完売御礼なので、ラファエルは試飲会でも全く営業する気無し!両隣に居る造り手たちと和気藹々にワインを飲みながら談笑しています。そんなラファエルに無理矢理頼み込んでセルドンと一緒に記念撮影。と、思わず6本購入。
最後はやっぱりアルザスのSchueller。僕個人的に言うとアルザスでは間違いなく東の正横綱だと思っていますが、今回はその中でもPinot gris(12,9€→11€)が途轍もなく素晴らしかった。これも気がつけば6本購入しちゃいました!
こんな試飲会が普通に道端で開催されているなんて、やっぱりパリに住んでいて良かったと思います。



*** 2月23日~24日 ***
ノルマンディー地方、ドーヴィルの町。ここは夏、最もパリジャンが多く、高級地区で有名な港町。海が見わたせる会場で今年もLa Dive Bouteille*ラ・ディブ・ブテイユが行われました!今年でちょうど10周年記念を祝うこの試飲会は、『ヴァン・ナテュール』を愛する人には欠かせない大イベントです。伝説とも言われているマルセル・ラピエールやマルセル・リショーをはじめ、新世代の若手醸造家まで120人もの自然派醸造家が集まるとても素晴らしい試飲会です。

この会の開催者、シルヴィー・オジュローさん曰く:
『自然派ワインを知って貰い、自然派ワインとは何かと皆様に伝えたい気持ちで開催しました。セミナーや討論会などを通して皆さんに分かって貰いたいです。テロワールは研究室で生み出されるものではない!悲しくも一様化しようとしているワイン業界では、とても重要な事なのです。』
自然派ワイン以外にも、偉大なシェフ達のクッキング披露や様々な講演、またラジオの収録などが、この2日間の間、広く綺麗な会場で行われています。
そのため、世界中から人が集まり、バイヤーやカヴィスト、レストラン業界の人たちやジャーナリストで大盛り上がりです!

*** 初日・オープニング開始! ***
オープニング時間の少し前に到着した私達。しかし会場内にはまだ誰もいない寂しい空気が・・・しかしここから徐々に生産者達が集まって用意をし始め、1時間後にはもうすでに人で埋まっている状態に・・・!


*** ここで試飲会スタート! ***
各地方に分かれているので、テンポ良く試飲出来るというのが印象的。
しかし私達が知っている醸造家は半分以上!
気合を入れてまず最初に向かったのは、ボジョレーのテ-ブル!

Christophe Pacalet*クリストッフ・パカレ
ラベルも新しく変わり、よりポップスになりました!
『ボジョレー地区ではガメイしかないので、テロワールの違いがとても重要です。しかもガメイとはとても辛辣な品種なので、やせた土地でないと栽培しにくいのです。』


Nicolas Testard*ニコラ・テスタール
新しいキュベが2本も!!


とてもフルーティーで酸味が綺麗なやさしいロゼ、ピンク・ラビットと6ヶ月間熟されたガメイで造ったガメイ・プリュス・ガメイです!
可愛らしいラベル対セクシーな感じでおしゃれです!


Geoges Descombes + Damien Cloquelet*
ジョルジュ・デコンブ + ダミアン・クロクレ
ジョルジュさんの息子、ダミアンの初キュベ!
シルーブルで栽培されたブドウを、一つはセメントタンクで、もう一つは樽で熟成した2本を紹介!ジョルジュさんのワインのようにとてもフレッシュでフルーツ感が溢れる一品です。
フランスで、鶏はコックといいます。
彼の名前が「コック」に似ていた為、ラベルに鶏の絵を取り付けたそうです!

Jean-Claude Lapalu*ジャン・クロード・ラパリュ
彼こそボジョレーの神です!繊細で真直ぐなワインを生み出すジャン・クロード氏のオーラーは自信と誇りで輝いています。
彼のブドウは100年以上のヴィエイユ・ヴィーニュが多いのです。ヴィエイユ・ヴィーニュには枝が多く、そして小さなブドウが実るので、2/3はエグラパージュ(除梗)しないと青っぽい味が強調されてしまうのです。
しかしやはり複雑で果実身が強く、長く後味が残る彼のワインは最高です!

Marcel, Matthieu, Marie Lapierre*マルセル、マチウ、マリ・ラピエール
とてもフルーツ感が強く、繊細でありながらもリッチ感で溢れているマルセルのワインは、別世界に跳んでいってしまいそうな美味しさです!

モルゴンには綺麗な酸味が、ヴァン・ド・ペイ・デ・グイユにはイギリスアメのような甘くて居心地良い香りが、ボジョレーに関してはとても真直ぐな味わいがと、全て違う味わいですのでとても楽しめます!
しかし皆さんに試して貰いたいのはAOCボジョレーのカンボン07です!とても綺麗なバランスのこのキュベで、マルセルはシンプルなボジョレーでもここまで美味しいワインが出来る事を証明しています!

Arnaud Combier*アルノー・コビエ
柑橘類と樽の木のアロマのコンビネーションが何とも言えないリッチ感と爽やかさを与えています。特にGoutte du Charme*グット・ド・シャルムはまろやか感も足し加えられ、とても美味しい!真直ぐでピュアな彼のワインは一度味わったら忘れられないです!時が経つにつれ更にレベル・アップしているアルノーの飲みどきワインはこちら:
Les mandeliers 07*レ・マンドゥリエ07
Les barnaudières 06*ラ・バルノディエール06
Goutte du charme 06*グット・デュ・シャルム06

Philippe Jambon*フィリップ・ジャンボン
彼のワインはとにかくナチュール!
ナチュール以外何も無い!という感じのジャンボンさんです・・・・!


*** ここで一息お昼ご飯! ***
白ワインと言ったら魚介類!と当たり前のように、会場内にはカキ職人がスタンバっていました!もちろん皆さんお気に入りの醸造家の元でワインを購入し、取立てで新鮮なカキや貝をほおばっていました!
ここでAOC認証取得に付いて、 マリ・ラピエールさんが計画した熱い討論が行われました。


醸造家たちの怒りの声や、同意する人たちの拍手の中、自然派ワインの生産者にとってこの問題がどんなに深刻かという事が伝わってきます。
この変革に付いてはのちほど説明致します。
*** そして再び試飲に戻ります!今度はブルゴーニュ地方です! ***

Cyril Alonso*シリル・アロンゾ
彼のワインを飲まず、ブルゴーニュは語れない!というほど繊細で果実が強いワインです。
特にロゼのLA Scie Rose*ラ・シ・ローズは絶品です!

Philippe Valette*フィリップ・ヴァレット
2003年のマコン・シャントレを見つけてビックリ!『これって試飲用?それとも売っているの?』と聞くと、いつもの笑顔で『売っているよ!』と答えるフィリップ。
『2003年はとても暑かった年。ブドウもとても熟成していて、砂糖の数値もとても高かった。そのため、自然酵母の動きが止まってしまい、アルコール発酵はゆっくりとゆっくりと進んでいった。18ヶ月間熟成した後、少量瓶詰めをしたが、まだ残糖が残っていたので、再びアルコール発酵が再発してしまったんだ。そのままカーブで保管して、48ヶ月間の間樽で熟成し、残糖が無くなるのを待っていたんだ。』とてもアロマティックで濃厚なワイン!甘いフルーツと柑橘類の香り、そして口に残るミネラル感が最高!他では味わえない驚くべき2003年ワインです!

Catherine Montanet, Domaine de la Cadette*
カトリーヌ・モンタネ、ドメーヌ・ド・ラ・カデット
濃厚なフルーツと、爽やかな酸味がこのドメーヌの特徴です!
とにかくテロワールに含まれたミネラル感が凄い!

Fanny Sabre*ファニ・サーブル
まだ20代なのに、もうフェラーリのように飛ばしている彼女!父の死の後、パカレ氏のアドバイスを受け、ドメーヌを引き継いだ彼女。引き継ぐのならば全てを変えよう!とラベルにはピンクを付け加え自分の名前を目立つように披露し、そして何といっても
女の手から造られたというエレガンスさが特徴的なワインが誕生しました!彼女のワインは何といってもミネラル感が凄い!まろやかで繊細なタンニンとフレッシュ感がグッド・マッチング。特にポマール・プルミエ・クリュは骨格もしっかりとしていて、喉越しも気持ちいい~!彼女のワインこそピノ・ノワールを最大限に表現したワインです。
続いてはアルザスで醸造しているBruno Schueller*ブリュノ・シュラーさんのスタンドです!
フルーツそのままのアロマにミネラル感が足され、
とても飲みやすく気持ちい良いワインです!
特に残糖が残っているものは絶品!
後味に残る酸味と甘さのバランスが最高です!

ここでモンプリエでル・ジャルダン・デ・サンスというレストランを経営しているプルセル兄弟のセミナーが開始されました!
フランスの代表的なこのレストランでは、歓喜的なサービス、バロック式で雄大なインテリア、口の中で弾ける風味と色豊かな料理が楽しめます。

Le Jardin des Sens
11 avenue St Lazare 34000 Montpellier
TL : 04 99 58 38 38
SITE : www.jardindessens.com

*** そしてドーヴィルといえば
カジノが有名! ***
試飲会第一日目を終え、とりあえずドーヴィルのカジノのバーで一杯!
キラキラと光る高級な建物の中ではスロットやコイン・マシーンで賑わっています!残念ながら撮影は禁止となっており、皆様に見せられる写真は取れなかったです・・・


← 先日日本から帰ってきて、そのまま試飲会に参加したマーク・ペノさん。疲れているはずなのにこの2日間ずっとハイテンションだった彼。そうとう日本が好きで満足したんでしょうね!
→ 陽気で優しいパスカル・シミュノティさん。彼のワインは « シミュノティ 風味»が出ていてとてもファンキーです!ラベルも挑発的です!
*** 2月24日、試飲会2日目!ローヌ地方へレッツ・ゴー! ***

Antoine Joly, Domaine de la Roche Buissière
*アントワンヌ・ジョリス、ドメーヌ・ド・ラ・ロッシュ・ブイシエール
『今年のメルロは綺麗な骨格にキリっとした酸味が感じられます。力強く、後味が長く残るワインとなると思いますよ!グルナッシュに関しても、スパイスの香りがほんのりとするデリケートで繊細なワインと仕上がっています。熟成度が高く、酸味が綺麗。そしてなんといっても爽やかですね!バランスが綺麗に整っているので、日本の皆様、期待していてくださいね!』

Christophe Comté, Domaine des Vigneaux
*クリストッフ・コンテ、ドメーヌ・デ・ヴィニョー

濃厚でパワフル、なおかつまろやか感があるワインと言ったらこの人のワインです!

Gérald Oustric, Domaine Le Mazel
*ジェラール・ウストリック、ドメーヌ・ル・マゼル
『今年は開花期の前にブドウ木がべと病に罹ってしまい、カリニャンとグルナッシュは全滅、カベルネ・ソヴィニョンも半分以上やられてしまいました。そして何といっても今年は雨が多かった年です。ですがミストラル(海から来る風)のお陰で、ブドウは乾燥し、醸造しやすくなりました。シラーとヴィオニエに関しては、結構良い収穫が出来たし(各30hL)、アルコール発酵も完璧に終了しました。』

Hervé Souhault, Domaine Romaneaux-Destezet
*エルヴェ・スオー、ドメーヌ・ロマノー・デストゥゼ
『エコセールなどのビオ公的機関への登録申請などには興味も無いし意味も無いと思っています。ビオ栽培でブドウを育てていても、醸造中には様々な化学物質を足していたら意味が無いのでは?ビオ公的機関へ登録すると世間に受け入れて貰いやすく宣伝にもなります。商売的意味から公式登録をする人はたくさんい、あす。ただの流行と同じです。私は栽培も醸造も自然に行い、表面だけではないありのままの自分のワインを気に入ってもらいたいんと思っています。』

Marcel Richaud*マルセル・リショー
マルセルは醸造家達の中でもスポークスマンな存在。ここでもアペラシオンの改革に付いてラピエール氏とミッシェル・イサリ氏(ガイヤック)と共に熱く語っていました。ナテュールな自然醸造家にとって、この改革は各ワインの特徴を無くすと同じ意味です。全てが似た商品になってしまい、テロワールの特徴も消えてしまうという事なのです。
そうはさせない!とワインのアイデンティティーの大切さを懸命に説明していました。

Domaine Chaume-Arnaud*ドメーヌ・ショーム・アルノー


Domaine Jérome Jouret, Domaine Les Clapas
*ジェローム・ジュレ、ドメーヌ・レ・クラパス
彼の赤ワインはフルーツのポテンシャルを最大限に引き出す為、全てマセラシオン・カルボニックを行っています。この醸造方法により、さらに果実身が強くて飲みやすく、とてもフレッシュなワインが完成できるのです。
*** 南西地方でもやはり自然派ワイン代表的な蔵元達が揃っていました! ***

Cathy Le Bihan, Mouthes Le Bihan
*キャティー・ル・ビアン、ムット・ル・ビアン
『私達の目標は出来るだけ手を加えず、自然に任せたワイン造りをすることです。』
彼女のワインは完熟されたブドウの香りと、カベルネが引き出す後味の長さが印象的です。長年保存した挙句試飲するととっておきに美味しいですよ!と教えてくれました!

Elian Da Ros*エリアン・ダ・ロス
長い熟成期間を終えた彼のワインはアロマの複雑感、果実身の強さ、パワフルさ、そしてフレッシュさが見事にマッチされています。

綺麗な後味が長く残る真直ぐなワインです。

Franck Pascal, Chateau Jonc Blanc
*フランク・パスカル、シャトー・ジョン・ブラン
フランクは今年初めてこの試飲会に参加しました。『ディブに参加するという事は、自然派醸造家として認められたようなものなんだ。』と笑顔で話す彼。
ベルジュラックは世界的に知られているサン・テミリオンからとても近い為、あまり名乗り出ていないアペラシオンです。しかしシャトー・ジョン・ブランのワインは負けないぐらい美味しい!繊細なタンニン、そして石灰質のテロワールが最大限に表現され、熟成されたブドウの甘さと爽やか感も味わえるので、最高なバランスのワインです!
Maxime Magnon*マクシム・マニョン
毎年品質が良くなっているマクシムのワインは、2-3年前よりとても落ち着いた真直ぐなワインになっています。
各キュべの特徴が強調され、La Démarrante*ラ・デマラントはよりフルーティーに、Rosetta*ロゼッタはより繊細に(今年はサンソーを入れ加えたそうです!)そしてCampagnès*カンパニェスはよりしっかりと! «昔よりも自分のブドウ木が分かってきたし、しっかりとした畑作業のお陰で綺麗なブドウが出来た。今年で7年目のヴィンテージだが、毎年様々な事を学び、来年の為に直すんだ。そして・・・私自身も変わったんだ!』

Bruno Duchêne*ブリュノ・デュシェンヌ
彼のワインは、テロワールの違いを引き出す為に全て同じ醸造方法を行っているのです!グラップ・アンティエールのブドウ、そしてマセラシオン・スミ・カルボニックを行い、フルーツの甘みと飲みやすさを特徴としているのです。
今年のニュースはピノと間違えるくらいスパイシーでミネラル感たっぷりなグルナッシュです!コライユに使用されているブドウと同じ区画に在るブドウなのですが、この一部だけヴィエイユ・ヴィーニュが植えてあり、2008年は特別に出来が良かったのでスペシャル・キュベを造る事にしたのだそうです!
Jean-Baptiste Sénat*ジャン・バチスト・セナ

Château Roquefort, Raimond de Villeneuve
*シャトー・ロックフォール、レイモン・ド・ヴィルヌーブ

Casot de Maillol,Alain Castex*キャゾ・ド・マイヨル、アラン・キャステックス
*** そしてロワール地方のテーブルでラスト・スパートです! ***

Jean-Pierre Robinot, L’Ange Vin*ジャン・ピエール・ロビノ、ランジュ・ヴァン

彼のワインはいつ試飲しても独特な味です!この謎は最低36ヶ月間も樽熟成されている事だったのです!
『私はワインの裏の味を引き出す為に長い熟成をしているのです。その方がより複雑感が出て、テロワールの本質の味が引き出せるからです!』

Catherine et Pierre Breton*カトリーヌ・エ・ピエール・ブルトン
彼女のブブレーは最高!まろやかなのにしっかりとしていて、一口飲んだだけで蕩けてしまいそうです!

Sébastien Riffault*セバスチアン・リフォー
彼の白ワインはマロラクティック発酵を行っているのでとろみ感があってまろやかです!
飲みごたえがありフレッシュ!ジュースの感覚で飲めるので最高です!

Alexandre Bain*アレクサンドル・バン
ドメーヌが小さく、本数も限られているのが残念!
プイ・フュメの新しい醸造家、アレクサンドルは先験的な考えは持ち合わせていません。伝統と現代性をマッチして、新しい世界を開こうとしている彼のワインは とにかくエレガント!食欲をそそる彼のワインは凝縮した果実身と石灰質のミネラルが感じられ飲みやすいです!


この2種類の石灰は水を濾過しやすく、日中の太陽の暑さを吸収しやすいので、ブドウ木も育ちやすいのです。

Sophie et Jérôme Saurigny*ソフィー・エ・ジェローム・ソリニィ
シスト土壌で育てられたブドウは、綺麗な酸味をワインに与えています。

Benoit Courault*ブノワ・クロー
彼のTシャツにはシルヴィー・オジュローさんのキャッチフレーズが!
« 何人もロワールを知らないとはみなされない»
(元々は« 何人も法律を知らないとはみなされない» から作られたフレーズ)


Sylvain Martinez*シルヴァン・マルティネズ
オリヴィエ・クザンの下で働いている彼は、2007年の初ヴィンテージを紹介しに来ていました!ヴィエイユ・ヴィーニュのブドウから造られたこの初キュベはとても繊細でアロマたっぷりなワインと仕上がっています!来年からはガメイも栽培すると張り切っていました!

Christian Venier*クリスティアン・ヴニエ
彼のワインはジュースですか?と疑うほどフルーティーで優しい味です!後味が長く続き、様々な柑橘類やエキゾィック・フルーツの香りが残ります!彼のピノも天才的に繊細で美味しい!

Marc Pesnot, Domaine de la Sénéchalière
*マーク・ペノ、ドメーヌ・ドゥ・ラ・セネシャリエール
彼のワインに溢れているミネラル感は、魚介類にピッタリ!
白のペティヤンもとても繊細な泡が口に広がり美味しい~!

Noella Morantin*ノエラ・モロンタン

彼女の初ヴィンテージワインには繊細と優しさで満ち溢れています。とても女性的なワインでまろやか!ラベルもハートがモチーフとなっていて可愛いです!

そして終了時間に近づき始まると、醸造家達はそれぞれのスタンドを飛び出し、他の生産者の下でテスティングをしたり、アドバイスをし合ったりでワイワイと盛り上がっていました。
ここではパスカル・シミュノティ氏がグレゴリー・ルクレール氏と世間話中をキャッチ!
皆さん満足げな顔でこの2日間も終了し、本当にお疲れ様でした!

*****ボルドーのアペラッションは進化している!*****
今、フランスワイン法が大きく変化しつつある。地方によっては諸々の問題を抱えているAOCの改正だ。
ここボルドーは前向きに進化してる。最もまとまりがあって進化したのがこのCOTE DE BORDEAUXだ。
新AOC COTE DE BORDEAUX が公認され施行される。
BLAYE COTE DE BORDEAUX
CASTILLON COTE DE BORDEAUX
FRANC COTE DE BORDEAUX
CADILLAC COTE DE BORDEAUX (旧CADILLAC, PREMIER COTE DE BORDEAUX)
3月19日にCOTE DE BORDEAUX 委員会が東京にやってくる。詳しく知りたい方は要参加。
*****ボルドーの超人気ビストロ、ラ・テュピナにプピーユもやってくる。*****
ボルドーでワイン関係者や愛好家が入り浸る人気ビストロLA TUPINAと神の雫でお馴染みのCASTILLON COTE DE BORDEAUXの人気者、POUPILLEのフィリップ・カリーユと共に委員会がやってくる。


*****テュピナ料理とオザミ59のコラボでボルドーワインを楽しむ夕べ。*****




新鮮な素材を生かした手料理にボルドーをガンガン飲む。
オザミスタイルに似ている。
*****1000万ドルの夜景を見ながら不景気を吹き飛ばせ!!*****



TUPINAテュピナの料理を再現!!
気合の入る金子シェフ

問い合わせ先
日時:2009年3月19日(木) 19:30スタート (19:00~受付開始)
食事会の価格:¥10,000(ワイン代・税込み)
場所:AUX AMIS 59
東京都豊島区東池袋3-1-1-59階(サンシャイン60)
TEL:03-5960-4120
SITE:http://www.auxamis.com


2月2日〜4日の間、第23回ロワール地方のワイン試飲会が
アンジェの町で行われました。1987年に初めて開催されたこのサロンは、年が経つにつれ規模が大きくなっていき、今では世界中から人が集まるほど欠かせない大事なイベントとなっております。

この3日間の間、600人もの醸造家や協同組合が集まりました。中にも私達と働いている醸造家は何十人もいます!皆に挨拶をするだけで一日が終了してしまいます・・・それだけ大きなこのサロンでは毎年参加する人数も増えているとか・・・今年は9000人ものワイン関係者が訪れました!

Val de Loire*ヴァル・ドゥ・ロワールはフランス内でも3番目に大事なアペラシオンです。ロワール地方で造られるワインの75%がAOCワイン、しかも68種類ものアペラシオンがあるので大変!そしてこの量は毎年増えていっているのだそうです!
ロワール地方では赤・白・ロゼの3色のワインは当たり前、他にもドライ系、まろやか系、甘口ワイン系、又繊細で上品なワインもあれば弾けるスパークリングワインもテスティングでき、全種類がそろっているのでカヴィストやインポーター、それぞれの要求に応じやすいのが特徴です。

ロワール試飲会はヴィネクスポやヴィニスッド試飲会に比べ規模が小さいので、知っている醸造元と会って話したり、又は新しく若い醸造家とも出会えるので楽しいです!
また今後ドメーヌを継ぐ為父親と一緒に働いている子供達も参加するので新しい世代の考え方や今後の目標なども聞け、ためになる事ばかりです!
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ルネサンス・デ・AOCに比べると全然規模が大きいサロン・デ・ヴァン・ドゥ・ロワール。皆自分のスタンドに目を付けて貰うため気合が入っています!
Château Gaillard – Vincent Girault (AOC Touraine Mesland)

スタンドをバーのカウンターに変えてみたり、派手にデコレーションがされてあったり、一際目立つポスターを貼ったりと、皆アピール度が高いです!確かにこのサロンには全国のワイン専門家やバイヤー、記者などが参加するので皆注目を浴びるため頑張っているのです!
La Grange Aux Belles − Marc Hoution et Julien Bresteau
(AOC Coteaux de l'Aubance)

やはり私達と働いている醸造家のワインは大人気!
いつ、どこに行っても人が沢山いて賑わっています!
Domaine Guiberteau – Romain Guiberteau
(AOC Saumur)
Domaine du Bel-Air – Pierre Gautier (AOC Bourgueil)
Domaine Levasseur Alex Mathur – Eric Gougeat (AOC Montlouis) のスタンドには人が沢山・・・

反対に、真正面のスタンドには誰も居なくて暇そうでした・・・
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Domaine Guiberteau
とてもタンニンが抽出されています。樽熟成なのに樽香はそこまで強くなく、とても果実身が強くフレッシュ。

Domaine du Bel-Air
フルーティーでとにかく熟成感が強い!しっかりとした骨格が印象的です!

Domaine Levasseur Alex Mathur
繊細+まろやか+フレッシュ!!酸味が綺麗な貴腐ワイン!
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親とワインを造っている、新世代の子供達も多く参加していました!まだ25〜35歳なのでとてもダイナミックでやる気満々!皆親から学んだ自然栽培・自然醸造方法を尊重し、土壌や環境の大切さを分かってもらうため頑張っています。
元々自然派だった醸造家の子供たちはもちろんですが、自然派では無かった造り手の子供たちも環境の重要さや化学物質の恐怖を身近に感じ、ビオへと転身しています。
Sébastien Riffault (AOC Sancerre)
マロラクティック発酵された白ワインはトロける感じが最高!

Domaine Vacheron−Jean-Laurent et Jean-Dominique (AOC Sancerre)
真直ぐで欠点が一つも無い美味しさ。キラキラと済んでいる白ワインとエレガントさ抜群なピノ・ノワールがお勧めです!

Yannick et Benoit Amirault (AOC Bourgueil)
完璧な赤ワイン。
エレガントなタンニンと完熟されたフルーツのマッチングがパーフェクト!

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Philippe Tessier (AOC Cheverny)
スパイシーなピノ・ノワールとフルーティーなガメイが印象的!数年後に飲むとよりまろやかになって美味しくいただけます!

Pierre Bise (AOC Anjou, AOC Savennières)
世界で一番繊細な貴腐ワイン!口に広がる糖分と酸味のバランスが最高な一品です。お勧めです!!

L’Ange Vin – L’Opéra des Vins – Jean-Pierre Robinot (AOC Jasnières)彼のワインはロックン・ロール・ワイン!この独特な味は彼にしか造り出せない。彼自身の作品がラベルになっていてカッコイイです!

Château Yvonne – Matthieu Vallée (AOC Saumur Champigny)
マセラシオン・カルボニックがブドウの甘さをより引き出しています!バターのようななめらかさにビックリ!



Pascal Simunotti (VDT) ラベルがとにかく挑発的!
「テーブルが無くても私はテーブル・ワインを飲みます。」
「どうでもいい、私には関係ない!!」

他にも自然派ワインといえば欠かせないDomaine des Sablonnettes – Joel Ménard (AOC Anjou)

日本から戻ってきたばかりでご機嫌!いつも笑顔なClaude Alliet - Domaine Philippe Alliet (AOC Chinon)

どんな時でもいつも冷静、Domaine de la Lunotte - Christophe Foucher (VDT)


← ミスター・ジェントルマン、
Thierry Germain -
Domaine des Roches Neuves
(AOC Saumur)
→ あの有名なフランス人ソムリエ、
オリヴィエ・プシエ*Olivier Poussier
もいました!
Par ces temps de crise, l’année 2009 commence plutôt bien pour le vin bio.
世界が危機に陥っている中、ビオワインは2009年の頭を好調に切り出しました!

Tout d’abord une affluence record (+30%) pour la 16 ème édition de Millésime bio qui a eu lieu à Montpellier les 26, 27 et 28 janvier dernier. Depuis 1993, date de création, le nombre d’exposants et le nombre de visiteurs ne cessent d’augmenter. Dans le allées, on croisait des acheteurs du monde entier, Canada, Suisse, Allemagne, USA, Japon, Angleterre, Danemark, Suède, Pays Bas... et parmi les vignerons il y avait tous les styles et de toutes les régions de France et d’ailleurs.
まず最初に、1月26・27・28日にモンペリエで行われた第16回ミレジム・ビオ試飲会。1993年以来続いているこのサロンでは、毎年来訪者と出品者の数が増えており、今年は去年に比べ30%も増加して新記録を達成しました。通路にはカナダ、スイス、ドイツ、アメリカ、日本、イギリス、デンマーク、スウェーデン、オランダ・・など世界中のバイヤーで溢れ、醸造家達も様々なスタイル、そして全地方から集まりとても賑わっていました。

Afin de respecter l’esprit bio, le salon se veut égalitaire, le prix des stands est raisonnable pour permettre aux petits domaines de participer et il n’y a ni chichi ni tralala, les exposants disposent seulement d’une table et d’un crachoir. Ici pas de stands démesurés ni de superflu.
「自然」という考えを尊重するため、このサロンでは小さなドメーヌも参加出来るようにスタンドの値段は皆同じです。出品者は皆平等というスピリットが大切なので、余分なものも並外れる事も無いように醸造家のスタンドにはテーブルと痰壺しか置かれていません。
Il y avait plus d’une vingtaine* de vignerons avec qui nous travaillons (soit 8% des exposants !). Ils semblaient tous ravis et enthousiastes par ce salon. Selon Jean Baptiste Senat, qui participait pour la première fois à un salon officiel, Millésime Bio lui a permis de rencontrer d’autres acheteurs, des personnes qui ne viennent pas aux salons OFF (la Dive Bouteille, Vinum Nostrum, la Remise ou Pey Labrie). Egalement Millésime bio étant à Montpellier, JB a rencontré beaucoup de professionnels de la région, ce qui va lui permettre, espère t-il, de tisser un meilleur réseau de vente au niveau local.
私達と働いている醸造家は20人以上いて(出品者の8%)、皆このサロンに対して喜びを示していました。初めて参加したジャン・バチスト・セナ氏も、ディブ・ビテイユなヴィヌム・ノストラム、ルミーズやペイ・ラブリには参加しない新しいバイヤーと出会うきっかけとなり喜んでいました。又、ミレジム・ビオはモンペリエで行われている為、ラングドック地方のワイン業者とも出会え、国内的にも良いネットワークが築けると望んでいました!

Ensuite, il y a eu Renaissance des AOC à Angers le dimanche 1er Février, et là aussi il y avait affluence... en début d’après midi c’était parfois le parcours du combattant pour d’accéder à certain stands..... !! J’ai noté beaucoup de jeunes, une nouvelle génération de cavistes ou de sommeliers qui s’intéressent et s’ouvrent au bio.
そして2月1日にはアンジェの町でルネサンス・デ・AOCが開かれ、ここでも多くの人が集まっていました・・・・午後の初めには人気醸造家のスタンドまで辿り着くまで障害物通過訓練のようでした・・・!このサロンでは自然派に興味を持っている新世代の若手カヴィストやソムリエが沢山参加していました。

Puis le Lundi 2 février à ouvert le Salon des Vins de Loire. Comme l’année dernière il y avait à l’entrée du salon un stand bio en libre service, où les visiteurs pouvaient déguster un vin de chaque vigneron bio présent sur le salon. Le stand était gorgé de monde, on aurait dit des abeilles autour d’un pot de miel !
2月2日はロワール地方のワイン試飲会が行われました。去年と同じように、サロンの入り口にはビオワインのセルフ・サービス・アリアがあり、参加している自然派醸造家のワインを全てテスティング出来るようになっているのです。ここでも人込みが凄く、ハチミツの周りに集まる蜂の群れのようでした!
Enfin, le 21 février il y aura la 10ème édition de la Dive Bouteille, les vignerons présents ne sont certes pas tous certifiés bio mais ils font tous des vins propres et digestes.
最後に、2月21日に第10回ディブ・ブテイユ試飲会が開かれます。ビオ認証に登録していない参加者もいますが、皆綺麗で美味しいワインを造っています。
Certains disent que c’est un effet de mode, mais je pense au contraire que le bio prend racine. Certes il y aura toujours ceux qui se convertissent au bio pour « mieux » vendre, mais pour la majorité des vignerons, des professionnels du vin et des consommateurs le bio est un choix éthique et militant. En ces temps de crise financière internationale et de scandales alimentaires, revenir à des pratiques naturelles fait du bien à l’esprit comme au corps...
ビオはただの流行だと思っている人も多いですが、私はただ皆の頭の中に「ビオ」という考えが定着してきたのだと思います。商売のためビオに転身する人もいますが、大多数の醸造家達、ワイン専門家、また消費者達にとって、ビオとは倫理的で戦闘的な選択なのです。財政危機と食料に対するスキャンダルが耐えない今現在、自然なやり方に戻る事は体にも精神にも良いのではないでしょうか・・・?
SANDRINE 翻訳 ASAMI
*Domaine Soulié, Domaine Giboulot, Domaine Jean David, C&P Breton, JB Senat, Borie la Vitarèle, Alain Allier, Renaud Boyer, JC Rateau, Sylvie Spielmann, Cascina Corte, Ferme Saint Martin, Eric Laguerre, Poggio Trevalle, Bioghetto, MV, La ferme des 7 Lunes, Domaine du Grand Lauze, Domaine de la Garrelière, Le Mazel, Château Gaillard, Clos Léonine....
世界が危機に陥っている中、ビオワインは2009年の頭を好調に切り出しました!

Tout d’abord une affluence record (+30%) pour la 16 ème édition de Millésime bio qui a eu lieu à Montpellier les 26, 27 et 28 janvier dernier. Depuis 1993, date de création, le nombre d’exposants et le nombre de visiteurs ne cessent d’augmenter. Dans le allées, on croisait des acheteurs du monde entier, Canada, Suisse, Allemagne, USA, Japon, Angleterre, Danemark, Suède, Pays Bas... et parmi les vignerons il y avait tous les styles et de toutes les régions de France et d’ailleurs.
まず最初に、1月26・27・28日にモンペリエで行われた第16回ミレジム・ビオ試飲会。1993年以来続いているこのサロンでは、毎年来訪者と出品者の数が増えており、今年は去年に比べ30%も増加して新記録を達成しました。通路にはカナダ、スイス、ドイツ、アメリカ、日本、イギリス、デンマーク、スウェーデン、オランダ・・など世界中のバイヤーで溢れ、醸造家達も様々なスタイル、そして全地方から集まりとても賑わっていました。

Afin de respecter l’esprit bio, le salon se veut égalitaire, le prix des stands est raisonnable pour permettre aux petits domaines de participer et il n’y a ni chichi ni tralala, les exposants disposent seulement d’une table et d’un crachoir. Ici pas de stands démesurés ni de superflu.
「自然」という考えを尊重するため、このサロンでは小さなドメーヌも参加出来るようにスタンドの値段は皆同じです。出品者は皆平等というスピリットが大切なので、余分なものも並外れる事も無いように醸造家のスタンドにはテーブルと痰壺しか置かれていません。
Il y avait plus d’une vingtaine* de vignerons avec qui nous travaillons (soit 8% des exposants !). Ils semblaient tous ravis et enthousiastes par ce salon. Selon Jean Baptiste Senat, qui participait pour la première fois à un salon officiel, Millésime Bio lui a permis de rencontrer d’autres acheteurs, des personnes qui ne viennent pas aux salons OFF (la Dive Bouteille, Vinum Nostrum, la Remise ou Pey Labrie). Egalement Millésime bio étant à Montpellier, JB a rencontré beaucoup de professionnels de la région, ce qui va lui permettre, espère t-il, de tisser un meilleur réseau de vente au niveau local.
私達と働いている醸造家は20人以上いて(出品者の8%)、皆このサロンに対して喜びを示していました。初めて参加したジャン・バチスト・セナ氏も、ディブ・ビテイユなヴィヌム・ノストラム、ルミーズやペイ・ラブリには参加しない新しいバイヤーと出会うきっかけとなり喜んでいました。又、ミレジム・ビオはモンペリエで行われている為、ラングドック地方のワイン業者とも出会え、国内的にも良いネットワークが築けると望んでいました!

Ensuite, il y a eu Renaissance des AOC à Angers le dimanche 1er Février, et là aussi il y avait affluence... en début d’après midi c’était parfois le parcours du combattant pour d’accéder à certain stands..... !! J’ai noté beaucoup de jeunes, une nouvelle génération de cavistes ou de sommeliers qui s’intéressent et s’ouvrent au bio.
そして2月1日にはアンジェの町でルネサンス・デ・AOCが開かれ、ここでも多くの人が集まっていました・・・・午後の初めには人気醸造家のスタンドまで辿り着くまで障害物通過訓練のようでした・・・!このサロンでは自然派に興味を持っている新世代の若手カヴィストやソムリエが沢山参加していました。

Puis le Lundi 2 février à ouvert le Salon des Vins de Loire. Comme l’année dernière il y avait à l’entrée du salon un stand bio en libre service, où les visiteurs pouvaient déguster un vin de chaque vigneron bio présent sur le salon. Le stand était gorgé de monde, on aurait dit des abeilles autour d’un pot de miel !
2月2日はロワール地方のワイン試飲会が行われました。去年と同じように、サロンの入り口にはビオワインのセルフ・サービス・アリアがあり、参加している自然派醸造家のワインを全てテスティング出来るようになっているのです。ここでも人込みが凄く、ハチミツの周りに集まる蜂の群れのようでした!
Enfin, le 21 février il y aura la 10ème édition de la Dive Bouteille, les vignerons présents ne sont certes pas tous certifiés bio mais ils font tous des vins propres et digestes.
最後に、2月21日に第10回ディブ・ブテイユ試飲会が開かれます。ビオ認証に登録していない参加者もいますが、皆綺麗で美味しいワインを造っています。
Certains disent que c’est un effet de mode, mais je pense au contraire que le bio prend racine. Certes il y aura toujours ceux qui se convertissent au bio pour « mieux » vendre, mais pour la majorité des vignerons, des professionnels du vin et des consommateurs le bio est un choix éthique et militant. En ces temps de crise financière internationale et de scandales alimentaires, revenir à des pratiques naturelles fait du bien à l’esprit comme au corps...
ビオはただの流行だと思っている人も多いですが、私はただ皆の頭の中に「ビオ」という考えが定着してきたのだと思います。商売のためビオに転身する人もいますが、大多数の醸造家達、ワイン専門家、また消費者達にとって、ビオとは倫理的で戦闘的な選択なのです。財政危機と食料に対するスキャンダルが耐えない今現在、自然なやり方に戻る事は体にも精神にも良いのではないでしょうか・・・?
SANDRINE 翻訳 ASAMI
*Domaine Soulié, Domaine Giboulot, Domaine Jean David, C&P Breton, JB Senat, Borie la Vitarèle, Alain Allier, Renaud Boyer, JC Rateau, Sylvie Spielmann, Cascina Corte, Ferme Saint Martin, Eric Laguerre, Poggio Trevalle, Bioghetto, MV, La ferme des 7 Lunes, Domaine du Grand Lauze, Domaine de la Garrelière, Le Mazel, Château Gaillard, Clos Léonine....

Renaissance des AOC とはロワール地方の小さな町、アンジェで2001年から開催されている、ビオ栽培の醸造家のみが集まる試飲会です。毎年規模が大きくなっているこのサロン・・・今年は13国から152人もの醸造家達が集まりました!今年は天井が高く、広くて日当りが抜群なグルニエ・サン・ジャン教会の中で行われました。

ルネサンスに参加するには、様々な条件をクリアしなければいけません。このシステムは、醸造家であろうが配合業者であろうが又は消費者であろうが、同じ考えを持った人達を結びつける為に行っています。もう一つの目標としては、科学が発達するにつれ変化しすぎてしまったアペラシオンの本来の意味を取り戻すことです。
醸造家達は次の3つの条件をクリアしていないと参加できません!!

第一:畑にて
最低3年前から畑全体に自然栽培を行っていること。ということはエコセール、もしくはカリテフランスなど公式認証が必要なのです。しかし90%ほどの参加者が更に進んだ考えを持ち、自然栽培はもちろん、ビオディナミ栽培まで行っているのです。ビオディナミ栽培は太陰暦に合わせながら畑、そしてカーブでの作業を行うという栽培・醸造方法です。この方法により、テロワールの風味はより引き出され、ワインに複雑感と深い味わい感を与えます。
ここで自然栽培に欠かせない条件とは:
- 除草剤や化学肥料の使用は一切禁止
- 肥料も対処方法も自然な物のみ(ボルドー液や堆肥など)
- ぶどうに自然に付着している自然酵母の自然な働きにての醸造
- 遺伝的に変更された苗木の使用は禁止
第二:カーブにてカーブ内での作業中にアペラシオンの風味を化学物質で修正しない事。300種類以上もある人工酵母の添加や浸透、また遺伝子組み換え作物、機械摘みなども一切禁止となっております。
ビオ栽培・醸造家の間では当たり前だと考えられている醸造方法というと:
- 手摘み収穫
- 自然なアルコール発酵(アロマ添加剤や酸素の添加、発酵を進
める成分の添加などは一切禁止)
- ワインに含まれている自然な成分の豊富さを尊重
- クローヌを含まないセレクシオン・マサール
- ワインの自然なバランスを保つこと(補酸や補糖は禁止)
- コラージュは禁止
- 2ミクロン以下の濾過は禁止

第三:最終条件・・・
オリビエ・ウンブレヒト*Olivier Humbrechtやレイモン・ドゥ・ビルヌーブ*Raimond de Villeneuve、ジャン・リュック・ヒュベール*Jean-Luc Hubertやニコラ・ジョリ*Nicolas Jolyなど、誰もが認めている醸造家達が審査員として主催している委員会のテスティングで、全員一致で認められないと、ルネサンスには参加出来ません。
お詳しくはこちらからクリック!!
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜様々な参加者〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アルザス地方n°1、Domaine André Ostertag
『2007年ヴィンテージはフレッシュでピュア。酸味が綺麗で骨格がしっかりとしている、とても繊細なワインです』

Domaine Humbrecht - Alexandre
『2007年はとても真直ぐ。繊細なアロマが漂うワインにしあがっています。』

どこにいても目だってしまうOlivier Cousin
『とにかく2007年はミネラル感がたっぷりなヴィンテージです』

いつも笑顔ニコニコのDomaine Pierre et Catherine Breton
『2007年はロワールの特徴が口いっぱいに広がるヴィンテージです。フルーツの甘さと酸味のバランスが良く、真直ぐでキリっとしています。』

今注目度n°1のDomaine de la Garrelière - Francois et Pascale Plouzeau
『2008年はとにかくフルーティーだね。何と言ってもこのイチゴの風味が特徴的です。』

とても優しいDomaine Viret - Philippe Viret
『2008年はとてもパワフル。タンニンが強く、けれどもフレッシュさもあり飲みやすくなっています。』

世界一のロゼ、Chateau Roquefort - Raimond de Villeneuve
『2008年のロゼは2007年よりエレガントで果実身が強くて美味しく出来上がっています!』
賑わっているスタンドはやはり自然派ワインの業界でも尊敬されている醸造家達。いつ行っても人が沢山でなかなか試飲が出来ません・・!皆グラスを持ちながら順番待ち状態・・・しかしあちらこちらで知っているレストラン・ワインバーのオーナー、他にもセバスチアン・リフォーやジャン・ピエール・ロビノなど、遊びに来た醸造家達もいて、とてもアット・ホームな雰囲気な試飲会でした。

若くてパワフルなSextant - Julien

物静かなDomaine du Chateau Gaillard - Matthieu Bouchet

どこにいてもモテモテのMas de Libian - Hélène Tibon

人気n°1、Domaine de la Sansonnière - Mark Angéli

穏やかなDomaine Fontedicto - Bernard Bellhasen

繊細で美味しいDomaine Albert Mann - Maurice Barthelmé

笑いが耐えないDominique Derain et Cyril du Verre Volé

仲良し夫婦のJean et Martine David
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〜2008年ヴィンテージは一体どうなのでしょう?〜

ロワール
雹が多く、畑がダメになってしまった醸造家が多い。しかし収穫量が低くなってしまった分、濃厚で綺麗な酸味が特徴となったヴィンテージ。
写真:Nicolas Joly (Loire)

ブルゴーニュ
ミルディウーや大量に降った雹のせいで、完璧な熟成度に達していないブドウが多かった年。しかしその後、収穫時期まで雨は略一滴も降らず、ブドウの熟成度が上がり綺麗な酸味が残ったブドウが収穫できた。
写真:いつでもテンション高めのDominique Derain (Bourgogne)
『2007年ヴィンテージはとても繊細で飲みやすいです!綺麗なヴィンテージです!』

ボルドー・南西地方
5月は雨が絶えなく、そして6月にはミルデューやコリウールが発生して適切な手入れがとても困難となった年。しかし他の地方のように雹は降らなかっただけでも幸い!
写真:真面目で真直ぐなChateau La Grolet - Jean-Luc Hubert(Bordeaux)
『ル・ジェ2005年はちょうどタンニンがまろやかになってきて、今が飲み頃です!』

ローヌ
9月に雨が大量に降り、ミルデューやコリウールが発生したり、熟成前にブドウが腐敗してしまったりと、困難な年。しかし収穫時期の1ヶ月前に太陽が戻ってきたので、熟したブドウが収穫できた。
写真:Domaine Gramenon - Michèle Aubery (Rhone)

ラングドック
この地方では雨も雹も幸い降らなかったので、とても綺麗で健全なブドウが収穫された。酸味と糖分のバランスも非常に良く、とてもフルーティーなヴィンテージ。
写真:Domaine Foulaquier - Blandine(Languedoc)

ルシヨン
この地方は他と全く反対で、雨が一滴も降らず、1925年以来の厳しい乾燥状態が続いた。その分とても熟されたブドウが収穫でき、とても濃厚でフルーティーなヴィンテージ。
写真:Domaine du Rouge Gorge - Cyril Fahl (Roussillon)
殆んどの醸造家が被害にあった2008年・・・
地方によってヴィンテージの特徴は違いますが、どの地方の造り手も必ず言っていた事が一つあります。
それは・・・
『2008年ヴィンテージはとにかく収穫量が低い。そして何といっても選別・選別・選別の年!!』
何故かというと、やはり気候に恵まれなかった年なので、ブドウの生長や風味、熟成度やタンニンの渋みなどが、同じ区画内でも差が出てしまってバラバラなのです。ですので収穫時期、そしてエグラパージュの時に選別の作業に力をいれ、完璧に熟されていて健全なブドウのみを選択する事が重要となってくるのです。完璧なブドウじゃなければ自然なアルコール発酵は無理です・・・そして最も大切なフルーツとテロワールの特徴が消えてしまうのです・・・!

11月6日、札幌にて酒本商店主催『第44回地酒祭』が開催された。150人もの愛好家の方々が参加され、何ともにぎやかな会でした!社長の酒本さんは、あの漫画「夏子の酒」の利き酒師のモデルにもなった程の利き酒能力を持った方。地酒に対する情熱には並々ならぬものがあります。1人でも多くの方に美味しいお酒の楽しみを知ってもらいたいという強い願いから、毎年2回このような会を開催するようになりました。そして、社長の奥様のぶ子さんがやはりワインをこよなく愛していることからいつしかワインも加わった「お酒の祭典」として、今回で44回も開催するようになったのです!その情熱には本当に敬服いたしました。

社長と奥様の情熱が伝わったのか、開場するなり来場者たちは熱気に包まれております。開会の挨拶が終わるや否や、試飲ブースに殺到!皆さん本当にお酒を愛しているのだなあと実感させられました。輸入ワインはCPVにお任せいただき約30種類ほど出品させていただきました。
人気は、ペティヤンの「グリオット/ムーサイヨン*Griottes / Moussaillon」 、白の「メゾンブリュレ/ヴォリュビリス*Maisons Brulées / Volubilis」 、赤では「チエリー・ギュイヨ/ロルム*Thierry Guillot /L’orme 」 や「マゼル/プラネット*Mazel / Planet」などなど。

皆様あれやこれや一通り試され、気に入ったワインには何度も試飲に訪れておりました。顔を見ればお気に入りは一目瞭然、皆様ご満足いただけたようです。
このような楽しい会を開催いただいた酒本ご夫妻に、改めて感謝した次第です。
右から工藤ソムリエ、酒本のぶ子さん、ワインバーオーナー松岡さん

さて、『地酒祭』が終了した後は、スタッフ全員で打ち上げです!
会場は、いつも酒本商店さんのイベントに手弁当で応援に駆けつけている工藤ソムリエが店長を勤めているワインバー「ザ・ワインクラブ」です。ススキノ交差点のすぐ近くのビル9階にあり、眺め最高のロケーション、しかも100席もある大きなお店で、奥にはゆったりとしたバースペースもあり、いろいろな使い方が出来るいいお店です。工藤ソムリエは、酒本さんに知り合ったお陰で自然派ワインの大ファンになり、このお店のワインリストでも“自然派ワイン”をメインに取り扱っております!またカーブには”自然派ワイン”がズラリ!
美味しいワインと共に、ススキノの夜は更けていくのでした。



銘酒祭2008秋-左から酒本社長、筆者、工藤ソムリエ、酒本のぶ子さん
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by Samba