イベントカテゴリのエントリ

CPVリポート - イベントカテゴリのエントリ


8月3日、驚異的な猛暑が続く南フランスで、暑い,熱い自然派ワイン見本が行われた。 日蔭で39から40度という猛暑の中、フランスきってのチームワークの良い自然派醸造元が集中しているアルデッシュ地方で行われた。
今年で3回目となる。 真夏の祭典と云えばボジョレのモルゴン村で毎年7月14日に行われるラピエール家の自然派ワイン祭りがある。30年間も続いたこの夏祭りも今年はお休みだった。マルセル生存中に始められたこの祭りである。
世界中の自然派ファン、醸造元、販売者が集まる恒例行事だった。
今年は、ここアルデッシュ地方のこの祭典のみが行われた。ちょっと寂しい感がある。 モルゴンの祭典に毎年参加しているチェリー・プゼラとあった。 『今年はラピエール家の祭がなくて寂しいね!』チェリーも同感だった。これも時の流れだろう。


アルデッシュと云えば二人の大御所自然派がいる。ジェラルド・マゼルジル・アゾニーだ。この二人のお蔭でここアルデッシュには多くの若手自然派が誕生して育っていった。 今はこの二人を追い越す品質を備えた醸造家が多く存在するようになった。 彼らも始めたばかりの頃は、この二人に師事して自然派ワイン造りを学んだ。皆に尊敬されている二人である。


今では、ジェローム・ジアンドレア・カレック、など繊細で、上品さを備えた中堅醸造家が育っている。世界中の自然派ワインファンを魅了している。若手の指導も積極的に継承している。


ジェローム・ジュレ
の人柄、誠実で、着実に一歩一歩進んでいく彼の人間としての生き様がワインの中に表現されている。透明感あるワイン、酸、上品さ、ワインに品格がある。



39度の猛暑の中、まるで我慢大会のような試飲会となった。



39度の炎天下の中で我慢大会のような試飲会となった。

パラソルやヨットの帆を日除け代わりに木に縛り付けて日蔭を造ってしのいだ。 幸いにもこの日はミストラルの強風がなく飛ばされることもなかった。


でも、暑い、暑い、頭がクラクラしてくる。水をガボガボと時々飲みながら試飲しないと倒れそうになる。



今回、PASSION DU VINの新人メンバーとなったYURIが初参加した。




あまりの暑さに熱中症の一歩手前えまでの症状。倒れそうになって、休み休みのテースティングとなった。


試飲している最中に太陽の位置が変化して体に日差しがあたる。木陰を探しながら体を移動する。太陽の日差しと隠れんぼしながらの試飲だった。


そんな中、会場の受付をやってくれたのは、ジェローム・ジュレの娘さん達
可愛い笑顔で迎えてくれた。

つい最近まで赤ちゃんだと思っていたら、もうこんなに大きくなっていた。 子供の成長は凄いものだ。真ん丸く大きく涼しげな8つの瞳に見つめられると暑さも和らぐ気がした。
 

≪ここからは、新人スタッフのYURIのレポートになります≫

 ≪チョット書き加えあり、伊藤≫

 

8月3日、晴天の中開催されたアルデッシュ地方の試飲会に行ってきました!
 ↓ご存じの方も多いかと思いますが、念のためアルデッシュの位置はこちらです↓


 アルデッシュ地方はローヌ川西側(右岸)に広がっており、北部と南部に分かれています。北部はサン・ジョセフからローヌ川をはさんで右岸側、南部はコート・デュ・ヴィヴァレまで広がっています。

パリからは、試飲会会場近くのモンテリマーまでTGV新幹線で行き、レンタカーでローヌ川を越えてアルデッシュの会場、ジル・アゾニ醸造までGo!
伊藤社長の運転です。


  会場の様子



試飲会場に急ぐ 伊藤の背中
カメラを肩にかけての試飲開始。

試飲中の伊藤





今、フランスで最も面白い自然派醸造家が多数誕生しているアルデッシュ

今が旬のとてもアツい、たくさんの若手醸造家や熟練の域に達している世界から注目されている中堅の醸造家に会うことができました!

試飲キュヴェとともに、レポートさせていただきます。
 

★ジェローム・ジュレ JEROME JOURET


自然派ワインの中堅的存在。新人の醸造家の兄貴分としての存在感はさながら、とても親切で丁寧な人柄がワインに表れているようです。

暑い中ワインの温度が上がりがちな試飲会のなかでも、一番適温で出してくれ、細やかなところも 外さない、好印象でした!  



在庫状況を聞くと、カバンから大きな一枚の在庫表を取り出した。

『これが私のコンピューターなんだ。』ジェロームはパソコン、携帯電話は使わない。 すべてアナログで処理している。 ジェロームの人なりを理解できる。


近所の南ローヌの名女性醸造家、エレーヌ・ティボン(マス・リビアン醸造)ジェロームのワインファンの一人だ。近況の情報交換にやって来た。



ラ・シャス・オ・パピヨンLa Chasse aux papillons ヴィオニエ
外観は軽やかで凝縮度は中くらい。白い花とミネラル感が感じられる軽快なアロマ、口当たりは少しシュナンが熟成した時に出るようなこなれたニュアンスと、後ろに伸びる酸味のバランスが心地よく、優しい印象にまとまっています。 ヴィオニエの華やかさというよりも、控えめで滋味深い印象を受けました。
真っ白な石灰土壌のミネラルからくる潮っぽくて、昆布ダシのような旨味に、南ローヌとは思えない酸が心地よい。



レ・フレール・ソヴァージュLes Fleurs Sauvages
 ヴィオニエ
「野に咲く花」の名前のとおり、まさに白い花のニュアンス。舌にそっとあたる気泡と、かすかな甘味が暑い日にキリッと冷やしてとっても美味しい!
ジェロームの造るヴィオニエはヴィオニエッぽい風味が少ない。このアルデッシュ地方のテロワールが葡萄品種の特徴より優っている。まさにテロワールワインである



パ・ザ・パ pas à pas   70%カリニャン、30%アリカンテ
ジェロームさんのお父さんが植えたという御年樹齢35才のアリカンテと60才のカリニャンから生まれる、ふわっと上品なニュアンスのあるキュヴェ。 アリカンテは品種としてワインの赤色がはっきり出せる利点があり、使用しているそうです。(アリカンテは直接圧搾法、カリニャンはマセラシォン・カーヴォニックで醸造) 口に含むと、優しいアタックとまるでピノ・ノワールのような柔らかいニュアンス、余韻にはすごい量の旨みにあふれています!!!
 

★グレゴリー・ギヨーム Grégory Guillaume



グレゴリー
は洞窟研究家としてこの地にやって来た。

洞窟の中で、ジェローム・ジュレと会い、自然派ワインの世界に入った。



グレゴリー
『ここの地の自然派醸造家達の人間的な生き方に感動した。皆で協力し合って本物ワインを造りながら自然を大切に守ろういう世界があることを知った。自分の人生はこれだ!と思った。』


決めたらトコトンやるグレゴリーの性格。 栽培もすべて馬で耕すほどの徹底ぶり。 栽培に関しては師匠のジェローム・ジュレの先を走っている。
たった3ヘクタールの畑を盆栽の如くに丁寧に栽培するグレゴリー。 生き方も自然派。



エピキュリアン2014 L’épicurien 2014
グルナッシュ 100%
イチゴやすぐりのような香りが特徴。マセラシォン・セミ・カーヴォニックを15日間行い、木樽にて熟成。南ローヌとは思えないような酸、フレッシュな風味が心地よい。
勿論、自然酵母のみ使用。So2の混入はゼロ。 グログロと表現される典型的な自然派独特の 軽めで、果実味豊かで、スーと体に沁み込んでしまうワイン。




ミステール2014 Mystère 2014
シラー 100%
シラー品種をセミ・マセラッション・カルヴォニックで2週間。 なんて爽やかなシラーなのだろう。 北ローヌのシラーのようなバランスがある。 それでも、シラーらしいややスパイシーな風味もあり。 自然酵母の使用、SO2の添加はなし。




エキセントリック2014 L’excentrique 2014
メルロー100%
メルローを全房で発酵させた、珍しいキュヴェ!まさにエキセントリックと言えますが、味わいは優しく、メルローからくる爽やかな果実味が心地よい。時間がたてば更にバランスのとれた一本になりそうです。 果実感のあるピュアなニュアンスは、この3つのキュヴェにも健在です。 勿論、自然酵母のみ使用、SO2の添加はなし。




野花と共に育つ葡萄木。





2週間のセミ・マセラッション・カルボニックの後は古樽で熟成する、典型的な自然派の造り。 つまり、ジュル・ショヴェ博士、マルセル・ラピエールの流れを間接的に継承した自然派ワイン醸造の流れ。
 

★ダミアン・ビュロー Damien Bureau –あのグリオットの100歳の古木を引き取って独立


毎年この試飲会には、アルデッシュ地方以外の地方の醸造家を招待している。
今年はロワール地方のアンジュやトウレーヌの醸造家がやって来た。 その中でも、最近際立って高品質のワインを造っているDamien BUREAU ダミアン・ビュローが来ていた。
ダミアンは、今は存在しないアンジュのレジェンド醸造元グリオットで働いてた。 その後、グリオットが解散した時に、グリオット醸造の100歳級の 古木の葡萄園を引き継いだのが、このダミアン・ビュローなのである。

 ダミアンのワインには軽やかさと同時に深味とフィネスがある。それは、古木の根っ子がシスト土壌の地中深くまで伸びているかからである。


サペリルポペット Saperlipopet   シュナン100%
残糖7~8gのカジュアルな泡ワイン。
アルコール発酵とマロラクティック発酵はすぐに終了したとのこと、ほのかな甘みと柑橘系の爽やかな後味が特徴です。アルコールはなんと11%!蒸した日にキュッと冷やしてグイッと飲みたい一本です。アンセストラル製法で造られているため、濃密な泡が苦手な方もすいすい飲めそう。
勿論、グリオット時代に学んだとおり、自生酵母のみで発酵、SO2の添加は無し。


ラ・ポワヴロット La Poivrotte  
 ピノー・ドーニス100%
全房発酵にてマセラシオン。ブドウを発酵槽に入れた後は、「Je ne touche PAS !(一切介入しないよ!)」とのご本人のおっしゃる通り、ピジャージュもルモンタージュも行いません。
片岩(シスト)のテロワールから、軽やかでアロマティックなワインに仕上がっています。 自生酵母のみで発酵、SO2の添加は無し。



エミール Emile   グロロー100%
同じく片岩のテロワールから生まれた、すぐりの香りが特徴の赤ワイン。揮発酸が微かに感じられ、味わいのアクセントになっています 。フレッシュさと飲みごたえの両方を備えたキュヴェ。 自生酵母のみで発酵、SO2の添加は無し。



もう一つ、ここのワインの美味しさの秘密は、垂直式圧搾機にある。 除梗なしのグラップ・アンティエール(全房)によるセミ・マセラッション・カルボヌック発酵を絞るにはこの古式のプレス機が最も上品なジュースが絞れる。

自然派醸造家の誰もが探しているプレス機を2台も持っている。 この重力を使ってゆっくりと絞ると、葡萄の皮から汗の如くにジュースが流れ出てくる。皮から全くウグイ雑味がでることがなく絞れるのである。

今回の出店、醸造家の中では、グンを抜いて、透明感、上品さ、ミネラル感のバランスが際立っていた。


 

★オジル・フランジャン・ヴィニュロン Ozil Frangins Vignerons


トーマとジャン・ダニエル兄弟
が仲良く造っている雰囲気が見ているだけでも伝わってくる、オジルのワイン。カンカン照りのこの日のために、なんと手持ちのスプレーで細かい噴霧水を訪れた人に吹きかけてくれるサービス精神旺盛な醸造家です!

ロシェット Rochette   グルナッシュ・ブラン80%、ヴィオニエ20%
オレンジワインのような色合い。残糖4g/lのほのかな甘みはアペリティフとして活躍しそう!ヴィオニエは6ヶ月間、木樽にて熟成させるそう。

グルマンディーズ Gourmandise グルナッシュ・ブラン60%、シラー40%
全房発酵させ、20日間のマセラシオン。ブドウをそのまま食べた時のような、ジューシーな味わいが特徴です。シャルキュトリーとベストマッチ!



南ローヌの時代が生んだ新自然派の誕生



お父さん時代は農協全盛期時代、造った葡萄を農協に持ち込んで 生計を立てていた時代。
1990代後半から農協のワインが売れなくなって来た。南ローヌの農協はバタバタと倒産していった。
 世代交代で若きトーマは、自分で耕した葡萄は自分でワイン造りをしたかった。農協をとびだした。
隣村には自然派のレジェンドであるジル・アゾニがいた。 ジルのところで研修した。
 そして、逆方向の隣村にはジェローム・ジュレがいた。

 この二人はトーマの為に時間、労力をおしまずすべてを伝授してくれた。これがここアルデッシュ地方の素晴らしいところである。 古参、中堅の醸造家達が一丸となって自然派を盛り上げている。


若き情熱家、トーマとジャン・ダニエルも期待に答えて素晴らしいワインを初リリースか造りあげた。

仕事は、予想していたよりはるかに難しかった。

自然派の造りを実行するには、自然栽培が当たり前。


畑の農作業が3倍の時間と労力を費やさなければならなかった。
自生酵母を土壌で他の微生物達と一緒に育てなければならない。 でも、遣り甲斐のある仕事だった。

自然な栽培を開始してドンドン土壌が生き返ってくるのが分かる。 自分の生計を立てる為に、地球や土壌を汚すような仕事をやりたくなかった。将来に向けて夢一杯のトーマとジャン・ダニエルに期待したい。
 

★シルヴァン・ボック Sylvain Bock―10年の修業、満を持しての独立。視野の広い醸造家


またまた、将来楽しみな自然派醸造家が誕生した。視野が大きく、色んな場所で、色んなワイン造りを経験して敢えてこの自然派の世界にパッションで入り込んできて、ドップリ浸かっているシルヴァンである。
ここアルデッシュの背骨になる存在になるだろう。 1999年より北ローヌでワイン造りの経験をして、マコンのワイン醸造学校をでて、ボルドー、ニュージーランドで大量生産のワイン造りも経験した。



そして、全く逆の小規模の醸造家、COTE ROTIEのジャンミッシェル・ステファンジャンルイ・シャーヴなど北ローヌのシラー造りを経験、 そして2003年にアルデッシュ地方に たどり着き、マゼル醸造で修業。
2005年から2010年まではアルデッシュのAUBENAS農業学校の葡萄園栽培管理、醸造長を務める。そして、10年の歳月をかけてワイン造りの夢実現を温めて、満を持して2010年にマゼルの畑を借りて独立する。
含蓄のある新人自然派が誕生した。

 シルヴァンの造りたいワインのイメージは出来上がっている。
1-果実味豊かで旨味が乗っていて、
2-軽やかであること、
3-そして、上品さが備わったワイン。



ワインを飲んで絶対に疲れないワイン。これがシルヴァンの理想のワイン。
ここでもアルデッシュの古参醸造家が新人を援助するシステムが作動している。 マゼルのジェラルドは惜しげもなく自分の畑を 貸し出す。なかなかできないことである。


ポップで楽しいラベルがおなじみのシルヴァン・ボックのテイスティング。

ヌ・フェ・パ・サン・ブラン Ne fais pas sans blanc シャルドネ65%,グルナッシュ・ブラン35%
シャルドネとグルナッシュ・ブランのブレンドとは以外と少ない貴重な存在。シャルドネのまろやかさ、 コク、粘着性、ここでは酸が乗っている。グルナッシュ・ブランはアルコール度数が低くても熟す品種、上品さとフレッシュな酸をもたらしてくれる。今年は発酵が最後まで終わらず残糖6g/lほどある。


 ルヴィアン・ガメイ! Reviens Gamay !  ガメイ90%、グルナッシュ10% 果実感とまろやかな旨みが感じられる、「ガメイに帰ろう!」という名前のキュヴェ。石灰質と玄武岩質の急斜面の土壌により、完熟したブドウがとれます。モルゴン村のギィ・ブルトンが来ていた。一緒に試飲 した。『あ、これは美味しいガメイだ。』と太鼓判。


ネック Neck  グルナッシュ100%
ゴブレ型剪定のグルナッシュの畑から生まれたブドウを収穫し、15日間セミ・マセラシオン・カーボニックにて仕込みました。今年のグルナッシュはヴェジタルな印象を浮かばせるほど爽やかさがあります。 セミ・マセラッション・カルボヌック醸造独特の葡萄ジュースのような果実味が心地よい。程よい爽やかさのあるタンニンと酸を感じさせるので、熟成させた時も一層楽しみな一本です。


レ・グレロ Les Grelots  グルナッシュ80%、メルロ10%、シラー10% 三品種とも40歳。  
シルヴァンが修業した三つの地方、ボルドーのメルロ、北ローヌのシラー、そしてここアルデッシ ュのグルナッシュ品種を、それぞれの品種を生かしながら、シルヴァンならではのブレンドである。  ここアルデッシュの石灰度の強烈な土壌で、潮っぽいミネラル感、旨味タップリ、力強さもありな  がらシルヴァンが理想とする軽やかさのニュアンスを残したワイン。 全房でセミ・マセラシオン・カーボニックで仕込んだ後、グルナッシュはタンクに、メルロとシラ ーは樽にて熟成。 酸味と果実感のバランスが絶妙なワイン。  

 

シルヴァン
の人となり、ワインにかける情熱の深さ、経験の広さ、どれをとっても一流の自然派ワイン醸造家の誕生である。

 マゼルのジェラルドが貸してくれた石灰度の強い土壌で、マゼルを超えるワインを造って恩返しを実現するのがシルヴァンの使命。






ワインの品格はマゼルにはないものを既に持っている。



その他、まだ多くの醸造家が来ていた。

DANIEL SAGEダニエル・サージ

北アルデッシュからの参加。独立時はセット・リュンヌ醸造で研修しながら場所も借りてワインを造っていた。今は北アルデッシュの奥地、標高500Mもある村に醸造所を構えて完全独立。
ワインの質も3倍ほど高くなった。ダニエルのセンスがワインに100%活かせるようになった。
今回参加の醸造元のワインで、フィネス・上品・繊細さという点ではナンバーワンではなかっただろうか。自然派という範疇を超えてももグランヴァンになるだろう。



LA VRILLE ET PAPILLON ラ・ヴリーユ・エ・パピヨン
マゼルと同じヴァルヴィニエール村の若手醸造家。 ここ南アルデッシュでありながら地元の自然派とは、一味も二味も 違うスタイルのワインを造っているMeryl CROIZIERメリル・クロワジエールだ。ここでは全員が除梗なしのグラップ・アンティエール(全房)でのセミ・マセラッション・カルボヌック発酵をやっている。しかし、メリルだけは除梗率が多い。
TOUS COUSINS 世界中みんな従兄なんだ、というワイン。果実味豊かでクリアでホットするスタイルのワインを醸す。


PATRICK DESPLATS パトリック・デプラ
アンジュといえば、この人、ミティークなパトリックも参上していた。 ワインはもうすべてを超えたスタイルのワインだ。この人のワインを飲んでいると もう、AOCとか、AOPとかもう止めたほうが良いと思ってしまう。 A H C ,AHPの呼称にしないと説明も区別も付かないワインの範疇だ。 A アペラッション、H オム、人、C コントローレ、つまり、誰が造ったか分からないとワインのスタイルを解説できない世界になっている。その極にあるのがこのパトリックの存在だ。 ワイン醸造学では、絶対にやってはいけない事を次々とやってしまって、恐ろしく美味しワイン 造り上げていくパトリックは特別な存在だ。自然派にも、醸造学にも多くの実験・実証してくれている。こんな風にするとこんな風に成るんだ。と実証している。しかし、誰もが同じことをやって こうはならないのが面白い。パトリックだからこうなる。だからAHCなのだ。


JEAN-PIERRE ROBINOT ジャンピエール・ロビノ
ロワール地方のトゥーレーヌ地区
からは、この人ミティークなジャンピエール・ロビノが遅れて 登場。今、フランスはバカンスの真っ最中、フランス民族大移動の時期になる。 フランス中の道路が大渋滞になる。それに巻き込まれた。ジャンピエールは今朝、トゥールを出発して夕方の6時に12時間もかかってやっと到着。フランスから日本まで行くのと同じ時間をかけて到着。毎夜、00:00時に20歳に戻るジャンピエールはいつまでも20歳と若くて元気だ。 年を聞くと『俺は00時に20歳に戻るんだ!』と答える。芸術家でもあり、名醸造家でもある。 現在、自然派があるはロビノのお蔭でもある。まだ自然派が無名な30年前にパリの新聞社ルモンドの会社の目の前でワインバー“アンジュヴァン”を経営していた。ワインはすべて自然派。新聞記者がそれらを飲んで、記事を書いてくれた。一挙に自然派が世に知れ渡ったのである。


まだ、幾つかの新人自然派も登場していた。
本当に、ここアルデッシュが、今、面白い!!

また、出店はしてないけど、近所でもある醸造家、MAS LIBIAN マス・リビアンの美しいエーレーヌさんが来ていた。優しくかつ芳醇でエレガントなワインを醸す女性醸造家。
 

Pascal Simonutti Night @Libertin

カテゴリ : 
イベント
執筆 : 
MADOKA 2014-2-27 9:53

前から一度行ってみたかったお店「リベルタン」

フランス語でlibertinとは自由思想家という意味。 気軽に自由な気持ちでかしこまらずに来てほしいという思いで名前を決めたそうです。 う~ん、確かにお店に入った瞬間から温かく開放感に包まれる雰囲気があります。 オーナーシェフの紫藤さんは代々木の「ル・キャバレー」のシェフなども経験した素敵な経歴の持ち主。 ホールを仕切る柴山さんとは今は無き青山の「レジドア」で一緒に働いていたそう。 そんな仲間同士によって自由で温かい雰囲気をつくりだす。ずっと行ってみたかったのは、でもそんな温かい雰囲気を味わいたいからではなかった。
 

そうではなくて。。。なんともイカしたかんじがプンプンしていたから。とでもいうのか。。。 美味しい食事と気の利いたワインと、あと、特別な時間が過ごせそうな、そんな期待を裏切らない感じがしたから。
 

柴山さんとお会いしてみて、ます第一印象はザ・自由人!でした。 まさにリベルタン!そして新人類かな?と思いました。 でも、お話をするとニュートラル。どこにも偏らず媚びずにまっすぐ、そして、とても親切。
この姿勢でワインを選んでサービスをする。
美味しい食事を提供する。 素晴らしく居心地が良くなるはずだなと納得しました。

そんなリベルタンで先日とびきり魅力的なイベントが開催されました。 我らが兄貴「エスポアしんかわ」の竹之内さんが企画オーガナイズした

Pascal Simonutti Nighit!!!

楽しみ過ぎーーー!るその夜は、やはり楽し過ぎました。

 

ロワールの地でテロワールの可能性を信じ素晴らしいワインを造り出すPascal Simonutti


まずお店に入ってすぐに注がれたのはロゼ発泡 これで今宵に乾杯です。 <On s'en bat les coquilles Rose Petillant >オン・サン・バ・レ・クイユ・ロゼ・ペティヤン。    セックス・ピストルズのアルバムジャケットをモチーフにしたイカしたエチケットは なんともこのお店リベルタンに映える!
ファッショナブルー!!
しかし味わいはスっと身体にしみ込むみずみずしさ。ピュアなのに程よいコクがある。 このギャップ!男性ならいちころですー。はい。 これから空くだろうマグナムや他のキュヴェへの期待が高まるのも仕方ありませんね。 自然と皆さんのテンションも高くなっているような。。。
 

 

   そんな店内、熱気を帯びてきたこのタイミングをシェフは見逃しません!
   どーん!
   生ハムとサラミの豪快な盛り合わせ。
   これ嫌いな人っているんですかね?
 
そして次にあいた白! これがびっくりするほど美味しい!!
なに?これ?? シュナン・ブラン??? <On s'en bat les coquilles Blanc '11 >オン・サン・バ・レ・クイユ・ブラン。 品種の特徴というより土壌を感じる素晴らしい香りと味わい。 もちろんシュナン・ブランの華やかさはあります。しかし物凄いミネラル感を感じます。 まさにテロワールの底力をとことん引き出すぶどう栽培を目指すパスカル・シモニュッティの真骨頂! 参りました。 グラスに注がれてから、ますます旨みが増してくるため、飲みすすめていく過程で改めて美味しいと何度も思ってしまう。 困った困った~もうこうなったら「勝手にしやがれ」です。(そんな名前のワインです。そしてどこかでこの言葉を入れたかった!笑)
 

 

自然な味わいとは裏腹のネーミング

<Boire Tue> ボワール・チュ。
なんというネーミング! フランスのたばこのパッケージのFumer Tueのパロディらしいです。

<Cuvee Birgit>
キュヴェ ビルジットもインパクト凄い! 初めてお目にかかったときは本当に驚きました。 フランスの伝説的ポルノ女優「ブリジット・ラーエ」の写真をエチケットにしています。 ピノ・ドニスの野性的な旨みが凝縮していて、 野生酵母にこだわるパスカルの思いが伝わってくる複雑味を感じます。
 

なぜ自然酵母にこだわるのか?

手間と時間がかかっても除草剤など使わずに、その土地に野生酵母が宿ることにこだわるパスカル。
それには理由があります。
土地に農薬をまくと土地本来に宿る酵母も微生物などと一緒に死んでしまいます。 すると、ぶどうの液体が発酵するときに必要な酵母菌は人口酵母に頼ることになる。
本来、野生酵母は地上に浮遊してぶどうの果皮に付着する。 付着した酵母とともに発酵させるから土壌独特の風味を果汁に与えてくれる。これこそが土着酵母菌。 人口酵母には無い複雑味もそこからやってくる。つくられた味わいや風味ではなく全く自然な味わい。。。
そう思うと感動もひとしおです。
 

自由なワインを造るパスカルはまさにリベルタン!

この後も次から次へと美味しい料理が運ばれてきました。
アペラシオン取得に興味がなく自分が信じるスタイルを貫き周りの目を気にすることなく型にはまらない 「自由なワイン」「自然を表現するワイン」を造るパスカル。 彼が造るワインに合わせてリベルタンが出してくる料理は、なんとピッタリなのだろう! 驚くほど相性が良い。
それぞれのもつ”自由”は、同じ言葉でも少し違う意味合いを持っている。 しかしウィットに富んだセンスの良さと、良いモノを信じ、型にはまらない姿には同じエスプリを感じます。
 
 

このイベントの企画をした竹之内さんもどことなくパスカルに似ている??
今回のこの二つのコラボレーションを思いついた感性、とても素晴らしいと思いました。
竹之内さんは、ここリベルタンにシモニュッティのワインをはじめとする素晴らしい造り手のワインを情熱とともに提供しています。
いつも愛情をもって皆さんに美味しいワインを紹介してくれる、そんな兄貴のお店「エスポアしんかわ」は横浜市青葉区にあります。
ここでしか買えないワイン、竹之内さんの思いの詰まった情熱のワイン、お探しのものにきっと出会えると思います。
是非、のぞいてみてください♪
パスカル・シモニュッティのワインに関してもこちらにお問い合わせください。

<エスポアしんかわ>
http://www.e-shinkawa.com/
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10
045-981-0554

<Libertin>
東京都渋谷区渋谷1-22-6 03-6418-4885
 

RENAISSANCE DES APPELLATIONS ルネッサンス・デ・アペラッション

ルネッサンス・デ・アペラッションの会場風景、超満員状態の盛況だった。

MYRENE BRUミレーヌ・ブリュさん、が入口の最初のブースで張り切っていました。何て明るくて元気な人なんだろう。 子供の頃からの夢“ワイン造り”を実現して今は楽しくて楽しくてどうしようもない、という感じの女性だ。 2008年が初リリースというのに途轍もなく美味しいピュアーなワインを造る。やはり、好きでパッションがあるから、並々ならぬ努力を惜しまない姿勢がこんなに美味しものを新人なのに造り上げてしまうのだろう。パリの自然派ビストロの老舗バラタンでも人気ものだ。
2月初旬は自然派ワインの見本市が多数開催された。アンジュの街でサロン・デ・ロワールのオフ見本市として、大小合わせると約10か所ほどで開催された。ルネッサンス・デ・アペラッション、そしてソミュールで開催されたディーヴ・ヴテイユ。この二つが巨大自然派見本市。そして、両グループに入れない新人醸造家などが小規模見本市を別々で開催していた。 ルネッサンス・デ・アペラッションでは120社を超える醸造元が出店してすべてのブースが人で満杯状態、なかなか飲みたい醸造元ブースに近づけないほどだった。 2013年の自然派ワインの勢いを感じる熱気に溢れていた。 出店者の中には、ディーヴ・ブテイユと両方に参加している醸造家が多くいた。印象に残った幾つかを紹介しよう。

南仏ラングドックのMYLENE ・BRUミレーヌ・ブリュ

 

LADY CHASSELAS レディー・シャスラ

ミレーヌ・ブリュさんのワインは温かみがある。情熱が伝わってくるようだ。レディー・シャスラは70歳のシャスラ品種から造られている白ワイン。 石灰岩盤の土壌の中に根が深く入り込んでいる。だから石灰岩からくるミネラルが酸の代わりにフレッシュ感を演出している。 南仏の白ワイン醸造は、酸を残す為にSO2を添加してマロラクティック発酵を止めるところが多い。でもミレーヌさんはそんな妙なテクニックは使わない。自然にマロラクティック発酵を行っている。それでもミネラル感があるので爽やかで、かつマロのお陰で旨味がのった潮っぽい白ワインだ。ほのかな甘みがあり日本酒に近い感触で和食にピッタリだ。
 
葡萄園に比較的近い地中海に面した街BOUZIGUESブジーグ村ではカキの養殖場がある。 地元の新鮮なカキを食べながらレディー・シャスラを合わせると、涙がでるほど美味しい。地中海カキは塩分が高い。潮っぽいレディ・シャスラとはピッタリカンカンだ。 このシャスラ葡萄木はクローンではない。マサル方式の葡萄木だ。シャスラの原木だ。 しかも15HL/Hの収穫量。ボルドーやブルゴーニュのグランクリュより少ない収量だ。 旨味が乗っているのは当たり前だ。 年間たった1200本しか生産していない希少なワインだ。 収穫は勿論,手摘みで、圧搾は小型垂直式の古式プレス機でゆっくり重力圧をかけられるので葡萄の皮を傷つけることなく、皮から汗の如くやさしく流れ出た上品なジュースのみを絞ることができる。自然酵母で発酵。本当に小規模でないとできないとても贅沢な造りをしている。このワインの事を書いているだけで飲みたくなってきた。

RITA リタ

ミレーヌさんのネーミングセンスの良さには感心する。リタは二人の女性をイメージしている。一人は聖女リタである。過酷で悲惨な人生、絶望的な状況にある人々を救いだす聖女リタにこのワインをなぞっている。 もう一人はハリウッド女優のリタ・ヘイワースにも由来している。ギルダという映画の中で、長手袋を脱ぎながら妖艶に踊るシーンがある。そのシーンで赤い手袋を脱ぐイメージをラベルで表現している。 私の大好きなカリニャン品種100%だ。造り方次第で南仏のピノノワールと云われる程、繊細なワインができる品種だ。粘土石灰質土壌に育つ50歳の樹齢。北向き斜面の涼しい畑。除梗なしのセミ・マセラッション・カルボ醸造からくる独特の爽やかでピュアーな果実味が心地よい。過酷な人生の局面で、厳しい状況にある時は是非このリタを飲んで癒されてほしい。そして女優のように優雅なひと時を過ごしてほしい。
 

2012年10月に東京の下町・根岸の酒販店ESPOAよろずやの御一行が訪問

日本ではESPOAグループが輸入している。 エスポア店はお客さんと一緒に廻るワインツアーを企画している。造る人と飲む人が面会してひと時を過ごすと云う感動とハプニングがある楽しいツアーをやっている。 このツアーの時に、ミレーヌさんは日本行きを決意した。 遠い日本から来てくれたお客さん達へのお礼とお返しに。 今年の4月に日本へ行く。ミレーヌさんには二つの夢があった。ワイン造りと日本へ行くことだった、その二つとも実現してしまうという幸せな人だ。 4月5日から10日間ほど日本全国を廻ります。自然派好きな皆さん!是非ミレーヌさんと彼女のワインを飲みながら楽しいひと時を過ごしてください。元気でますよ! 問い合わせはESPOA本部06-346-3806中島さんまで。

 

FESTIVIN 2012

カテゴリ : 
イベント
執筆 : 
MADOKA 2012-12-12 9:33

 

昨年は第2回目の開催にして約1400名の来場者があったFESTIVAN! 今年もこの自然派ワインのお祭りはさらに盛り上がること間違いなし!との前評判を聞きつけて 参加してきました!12月9日。 初のレポートをアップします!

今回の会場は渋谷ヒカリエ。 今年できたばかりで、もうすでに渋谷のランドマーク的存在になりつつある今注目の商業施設です。 渋谷駅から直結していて交通の便もよく、今年はそこのワンフロア ヒカリエホールを貸し切っての開催ということだけあって 来場者の皆さんのテンションと期待もマックスに高まっている様子でした。

会場に入るとそこは「ワインのお祭り」らしく、ステージから流れてくる音楽と 出店されている飲食店やインポーターの皆さんの掛け声などで活気に溢れていました。 予想していた通り会場は外の寒さとは裏腹に熱気でカナリ暖かくなっていたので、やはり薄着で来たことは正解だったと頷きながら中へ進むと… 大きなホールのその奥にはステージが!そしてその裏にあたる場所にもブースが続いているではありませんか。 とにかく広い広い!そして、とても興味深い料理とワインの種類の多さにビックリでした。

今回のフェスティヴァンも一部と二部に入場がわかれており時間の制限はそれぞれ3時間半。 入場して間もなく、おそらく全ての人が自分の興味ある全てのブースを堪能するには時間が足りないということを悟ったと思います。

感想としては、このイベントを3日間くらいにわたってやってもらって余すことなく楽しんでみたい! 残念なのは、人間が3時間程度で一人当たり消費出来る飲食の量がだいたい決まっていること。 自然派のワインと関わりある興味深い飲食店の味を全て味わうことは出来ませんでした。 すごく残念!全部食べたいのに!!飲みたいのにー!!!

参加店舗リストの中には、東京じゃなかなか味わえない大阪うずら屋さんや、長崎のアンペキャブルの名前もありました。

そして真っ先に走って行った飯田橋の貴!自然派ワイン界の兄貴!宗像さんのお店メリメロ出店ブースには子豚ちゃんの丸焼が!!  

 


奥のブースの入り口では商店街の魚やさん顔負けの掛け声で呼び込むオザミの丸山さんがローストビーフを元気にサービス! その隣には、若干丸山さんに圧倒されている様子の順子さん率いるヴィヴィエンヌチームが! これまたとびきり美味しいクスクスを提供していました。ホッと一息できる。さすが癒し系ヴィヴィエンヌ!

パリの自然派ワインブームの火付け役となったビストロ、ヴェールヴォレを東京目黒で再現し今東京一熱い場所を提供するヴェールヴォレ・ア・トーキョー。 このブースでは苦手な人にも必ず美味しいと言わせる全く癖のない絶品ブータンノワールが!

造り手が来日するとこぞって立ち寄る下町の名店!山利喜のモツ煮込みも! どおする?どおする?なに食べる?なにから飲む?? なーんてやっているうちに3時間はあっという間に過ぎてゆきます。

 

 

 

 インポーターブースも負けてはいません。 野村ユニソンブースでは、竹澤部長みずから立ち寄ったお客さまに本当に熱心に!ワインの説明をしていました。 ワインが大好きで、情熱をもって知ってもらおうと必死で話しているお姿は感動ものでした。 台湾から助っ人で来ていたレベッカさんとのコンビも最高!なぜか二人の会話は楽しいフランス語です。 そんな良い雰囲気のなか皆で記念撮影をしていると男性が一人乱入してきました。 そうです!今回も出品があるシリル・ル・モワン!! なんでこんなところにー!? 野村ユニソンブースはますます熱気を帯びていきます。

 

 

BMOブースでは、やっぱりこの方の笑顔に癒されます。聖子(まさこ)さん。 いつも美味しいワインを皆さんに惜しみなく提供してくれます。 この時、彼女がサービスしていたのはムーレシップ。 前回、アンドレティソ来日試飲セミナーの試飲会場で試飲をした時にも大好評を博していました。 わたしが住んでいた南フランスでも!ローヌでヴィニュロンを目指す友達の家でも!パリの自然派ワインカーヴでも! 誰かがこのワインを今いちおしのワインなんだといって出してくるそんなワインです。 あの!ラングロールが大人気になっていった行程と同じような勢いを今感じます。 BMOに置いてあるワインには共通してそんな魅力があります。 フランスでも自然派ワインが大好きな友達が知り合いのホームパーティーに持っていくような… 是非みなさんにも、そんな一本をトロワザムールでみつけてもらいたいものです。

 

 

今回、このフェスティヴァンで自然派ワインを普段あまり飲んだことがないという20代の女性と知り合いになりました。 彼女に聞きました。この会場で一番飲みやすくて美味しいと感じたワインは何でしたか? 彼女に連れていかれたのはイーストラインブースでした。 そこで、彼女が指をさしたワインはなんと!モーペルチュイのロゼ発泡ワインでした。 自然な甘みがスルッと喉を通過して心地よい後味。 酸味と果実味のバランスが抜群でとにかく美味しい!本当に美味しいネ!改めて声をあげ合いました。 フランスへ行って、食事の最初に飲む発泡だけが美味しいわけじゃない、最後に飲まれる発泡こそがとてつもなく美味しいってことに気づく。 このロゼ発泡ワインは、とびきりの食事をした最後にもってきたい、そんなワインです。 少し疲れた胃に流し込んでも心地よいこと間違いなし。 早速イーストラインブースを取り仕切る大好きな紀子姉さんに説明してもらう。 品種はガメイ。 場所はオーヴェルニュ。 そういえば、4月にブルターニュで行われたワインの祭典VINI CIRCUSでもみんなの印象に残っていた。 オーヴェルニュが熱い!そのなかでもモーペルチュイのワインは皆を爽やかな気分にしていた。とっても好印象だったのだ。

 

 

そんなこんなでフェスティヴァンは、自然派ワインを愛する情熱溢れる人たちの手によって大盛況に終わりました。 とにかく楽しく幸せな時間があっという間に過ぎてゆき、それぞれのブースでは、それぞれにドラマがあったことでしょう。 改めて自然派ワインの持つ力と美味しさに感心させられました。 魅了された人たちによって魅了していく。それが幸せのサイクルとなって皆を幸せにしていく。 そんなきっかけを沢山つくってくれたフェスティヴァンに感謝し、勢いづく自然派ワインの世界を、微力ながら、これからますます盛り上げていけたらと思います。

 

恵比寿トロワザムール http://3amours.com/

株式会社エスポア http://espoa.co.jp/

イーストライン http://www.tokoseika-group.jp/html/page5.html

飯田橋メリメロ http://www.melimelo-web.com/

大阪うずら屋 大阪府大阪市都島区都島中通3-5-24      06-6927-3535

銀座オザミ http://www.auxamis.com/

長崎アンペキャブル http://impeccable.petit.cc/

東銀座ヴィヴィエンヌ http://twitter.com/Vivienne_GINZA

目黒 le verre vole a tokyo  http://www.leverrevoletokyo.com/info.html

遅ればせながら10月に行われた名古屋試飲会レポートをアップします!

  名古屋と言えば、味噌煮込みうどん、味噌カツ、手羽先などなどB級グルメの王道ながら、ワインの世界は、 正統派ボルドー、ブルゴーニュのグランヴァン、有名シャンパーニュなどの正統派王道を歩むマーケットだと感じていたが、ここ数年の名古屋での自然派ワインの広がりは凄い !!!  La cabotte, innoverなどがいち早く自然派を取扱いはじめ、レストランバーMORRIS、フレンチの老舗 レ・ミルポア、そしてホテルオークラの桃花林などでも自然派ワインが普通に飲める状況になってきた。  もともとワイン文化の高い名古屋、だからこそ、今更自然派ワインが入りにくい環境にあるかと思われたが、スーッと水がしみ込むように自然派ワインの取扱いの飲食店、酒販店が増えてきている。 今回、10月2日にアイリス愛知で開催したCPV合同試飲会には、野村ユニソン㈱、BMO㈱、イーストライン㈱、ウエストエンドジャパン㈱、㈱富士インダストリーズ、(有)クロスロード、日仏商事㈱、㈱サンフォニ―の8社が出展、12時の試飲会開始から17時の試飲会終了までずっとひっきりなしに来場者があり、熱気溢れる試飲会となった。また、試飲をした方々が素直に「美味しい」と評価してくれた。 名古屋、そしてその周辺地域の自然派ワインは爆発的に広がっていく予感が。。。 野村ユニソンブースでは、竹澤本部長自ら熱心にワインの説明。 ソミュール・シャンピニ―の新蔵元、ティエリー・ジェルマンや、2011のマルク・ペノ、アレクサンドル・バンの希少な赤、そして大御所、クロ・ルジャール、パカレ、ジャンボンなどを紹介。 来場者からは、安定した自然派ワインが多いとの高評価を受けていた。 クロスロードの有馬さんも絶好調! コート・ド・ブランのモング―村で造られるジャック・ラセーニュ、ボジョレーのラパリュの造るアンフォラワイン、ルーション地方のクロ・レオニーヌなどを紹介。 ワインもさることながら有馬さんのキャラクターも受けていた。 そして、今回、来場者を驚かせた超自然派ワインを揃えて参戦したのが日仏商事 あの自然派アルデッシュの自然派、ル・マゼル、ラングドックのマタン・カルム、ロワールのカトリーヌ&ピエールブルトンなどを紹介。 このブースも大人気! BMOの鎌田さんが一生懸命接客中。 本年来日もした、ジャンフランソワ・ニックのフーラル・ルージュ、その弟子ポトロン・ミネ。 ラングドックのムレシップ、ボジョレーのクリストフ・パカレ、マコンのヴァレットなど洗練された自然派ワインを紹介。オリヴィエ・クザンも登場! 一番活気のあったのがイーストラインブース。 出展ワインのボリュームも凄いが、門脇さん、佐藤さんの夫婦漫才コンビのトークも熱く、最初から最後まで人が溢れていた。 ワインは、ロワールの鬼才ジャンピエール・ロビノの ランジュ・ヴァンや、フランスでも珍しい南西部の ニコラ・カラマン、パトリック・ロルス、プラジョルなど個性豊かな数々のワインを紹介。 サンフォニーブースは大園氏が担当。 グリオットから独立したセバスチャンの新しいドメ―ヌ、ババス、トゥレ―ヌの新星女性自然派生産者、マリ―・ティボー、そしてビオディナミの大御所、 ミッシェル・オジェのメゾン・ブリュレなど好評。 試飲会初参加!富士インダストリーズ(FICワイン)の長瀬さん。 ラングドックの高品質リーズナブルワイン、グレ・サン・ポールが大好評! カリニャンの古木から造られる、日本初入荷蔵元、 カラボットの評判も良かった。 ウエストエンドジャパンブースでは、上柳さんが対応。 サン・シニアンの凝縮度がありながらタンニンの滑らかなボリ・ラ・ヴィタレルのワイン、ミネルヴォワで女性が造る、優しい味わいのクロ・ド・グラヴァィヤスが好評でした。 今回、名古屋試飲会にご来場の皆さま、本当にありがとうございました!

Marque H top
CPV© 2006-2014 CPV Project