パカレ・ラピエール家の2011年ヌーヴォー・アッサンブラージュ

CPVリポート - パカレ・ラピエール家の2011年ヌーヴォー・アッサンブラージュ

パカレ・ラピエール家の2011年ヌーヴォー・アッサンブラージュ

カテゴリ : 
自然派ワイン情報
執筆 : 
ITO 2011-10-26 15:09


マルセルが生存中から続く ボジョレー・ヌーヴォーのアッサンブラージュ 兼 情報交換
フィリップ・パカレ、クリストフ・パカレ、マリー・ラピエール、マチュ・ラピエールその他多くの関係者が集まってヌーヴォーや今年のワインを持ち寄ってテースティング。2011年ヌーヴォーのアッサンブラージの比率を決定する大切な機会となる。
マルセルが居ない今、両家の男で年長さんはフィリップ・パカレとなった。
マルセルが生存中も一家が集まって一緒にアッサブラージをやりながら色んなことを話し合う日を設けたものだった。この時期に2回行われた。1回目はプレスが終わってアルコール発酵が終わった段階、2回目はすべての熟成も終わって瓶詰直前のアッサンブラージの時期だ。


2009年10月 パカレ、マルセル、マチュ











ヌーヴォー用の畑はそれぞれが違う畑区画を使用している。
それぞれが意見を聞きながら自分の今年のヌーヴォーを決定していく。例えばパカレ・ヌーヴォーだけでも4区画の畑からできたワインがある。6コの発酵槽に分けて醸造される。それぞれ違ったタイプのワインが出来上がる。その上熟成を9コの槽に分けて熟成される。それぞれの槽ごとに微妙にニュアンスが違ったワインに仕上がる。今年の良さを最大限に生かしたアッサンブラージ(ブレンド)比率を決定する必要がある。ラピエール・ヌーヴォー、PPヌーヴォー、クリストフ・パカレ・ヌーヴォーがある。皆、ガメ品種だけど畑区画別、発酵槽別、熟成槽別でそれぞれのスタイルが違ってくる。多くの人の意見を聞きながらやった方が勉強になる。











2011年ヌーヴォーを決定する最終段階のテースティング




前回、集合して試飲した時に大まかな熟成槽間のアッサンブラージ(ブレンド)比率を決めておいた。瓶詰の直前の今日は最終的に槽(タンク、または樽)間のブレンド比率を決定して、見本ヌーヴォーを造り、完成品の確認試飲までやらなければならない。まず、それぞれが醸造した槽から抜き取った番号が記されている見本ビンを一通り試飲してその特徴をメモ、記憶する。そしてブレンド比率を各自が決める。決定したブレンド比率どうりにメモリー付き試験管で見本を造る。




そして、さらに今年の最高の表現ができるように修正を繰り返すべく真剣なるテースティングを再度行う。この段階で、各自それぞれが造った11年ヌーヴォーの意見を言い合う。パカレ『アッサンブラージは第一印象で決めた最初の比率が一番良いのが普通だ。あれこれ迷いだすと混迷することが多い。』皆それぞれ違った素晴らしい2011年ヌーヴォーが完成した。爽快に濃縮した果実味と飲んでもホロ酔いの心地よさ!共通して云えることは、果実味の濃縮感が高く、其の割にはアルコール度が低いのでグイグイ飲めてしまう。フルーティー・アンド飲みやすさ!最後は近所のレストランにて皆で楽しんだ。





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