フィリップ・パカレ・ヌ-ヴォ-2010年

CPVリポート - フィリップ・パカレ・ヌ-ヴォ-2010年

フィリップ・パカレ・ヌ-ヴォ-2010年

カテゴリ : 
自然派ワイン情報
執筆 : 
ITO 2010-11-1 23:12


2010年パカレ・ヌ-ヴォ-をアッサンブラ-ジュ


10月29日パカレ・ヌ-ヴォ-のアッサンブラ-ジュを行った。ラピエ-ル醸造所の一角を借りて造っている。毎年、マルセル・ラピエ-ルと共にやっている作業である。今年はマチュ・ラピエ-ルと共に行った。私も毎年参加している。マルセルがいないのがチョット淋しい。涼しかった夏の影響で収穫が遅く、その上、アルコ-ル醗酵がゆっくりだったのでアッサンブラ-ジュの時期も遅れてしまっている。来週早々に瓶詰めをしなければならない。時間との競争になってきた。今年のヌ-ヴォ-は造る方にとっても時間に追われてやっと滑り込みセーフという感じだった。


特に自然派ヌーヴォ-は自生酵母を使って醗酵する為、アルコール醗酵のスピ-ドがゆっくりになりがちであり、強制してアルコール醗酵を早める事はしない。しかし、出荷日や飛行機便は既に決まっている。今年は本当に限界に近い。醗酵漕から出してプレスした後、幾つかの大樽で別々に醸造、熟成をしていたワインが5種類ぐらいに分かれている。それらをまず試飲して、今年の風味を最も表現できるタイプに6種類のワインのブレンド比率を決定するためだ。



2010年パカレ ヌ-ヴォ-はエレガントなフル-ティ-ワイン






まず、それぞれのワインの特徴を把握することに集中、その次に今年のスタイルの典型を模索する。そして其々のワインの配合比率を幾つかのパタ-ンでサンプルを造ってみる。
それを試飲して今年出来うる最高のバランスを探る。そして、またサンプルを作って、試して見る。これを何回か繰り返して、最終的に配合比率を決定する。
パカレ『今年のスタイルは89年のバランス感覚に似ている。アルコ-ルから来る力強さはないけど色んなものが詰まっている。色だけ見ると薄いように判断してしまう人がいるかも知れないけど決して単純に薄いワインではない。エレガントなスタイルが今年のバランスだと思う。爽やかなフル-ティ-さが心地良いワインだ。


最終決定比率のサンプルを作るマチュ・ラピエ-ル。マチュにとってもパカレとのアッサンブラ-ジュは勉強になる。マチュも今はラピエ-ル家の責任者となったばかりだ。従兄弟の天才フィリップ・パカレとの貴重な時間である。最後に皆で最終決定した2010年ヌーヴォ-を試飲。アルコ-ル度数が12度前後と低く、エレガントでグイグイいってしまう。


アッサンブラ-ジュ終了後はカ-ヴの樽に入ったばかりのモルゴンを試飲






マチュはフィリップ・パカレに今年のモルゴンを飲んで欲しかったに違いない。
そうこうしている中にマチュのフィアンセのミュリエルもやってきた。
来月に子供が生まれる。パカレの奥さんのモニカ研修生のアキノリ君も混じってアペリティフがわりの飲み会になった。
マルセル・ラピエ-ルが生前の時もこのカ-ヴに入って永遠と飲み会をやったものでした。
ついつい思い出してしまう。
誰となく『乾杯!マルセル!』
の合唱となった。この光景を見てマルセルも喜んでいるに違いない




皆様!エレガント・フル-ティーな
パカレ・ヌ-ヴォ-を楽しんでください!






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