デコンブ・ヌ−ヴォ− - Descombes Nouveau

CPVリポート - デコンブ・ヌ−ヴォ− - Descombes Nouveau

デコンブ・ヌ−ヴォ− - Descombes Nouveau

カテゴリ : 
自然派ワイン情報
執筆 : 
ITO 2008-8-29 11:41
モルゴン村 “熊” デコンブ・ヌ−ヴォー


熊のような体格、シンプルで優しい心の持ち主ジョルジュ


モルゴン村にはあのマルセル・ラピエ−ルがいる。そしてマルセルの薫陶を受けたジョルジュがいる。ボジョレのモルゴンを語るとき絶対に外せない男である。多くを語らない男である。もくもくとやるべき仕事をこなしていく。日本のサムライ的な心を持ち備えた人物である。葡萄園にいると熊が歩いているようだ。大きなわりには動きが軽ろやかで驚いてしまう。決めたことは、何があっても実行してしまう。どんな壁があろうともズッシリと前に進んでいってしまう。彼はあえて、自分のワインを自然派などと口に出したこともない。当たり前のごとくに自然栽培、自然醸造を実行している。

どんなリスクを負っても決めたことを着実に実行してしまう
俺はただ当たり前の事をしているだけだよ。地球を汚すような行為はしたくないし、人の体に悪いような造りをしたくないだけだ!ここではお爺さんの頃から変わっていないだけさ!
AOCの組織から嫌がらせが毎年のごとくきている。AOC BEAUJOLAIS NOUVEAUを何度も落とされかけている。
3年前も出荷直前におとされた。しかも全く理屈にならない理由をつけてだ。彼は絶対に引き下がらなかった。直談判に行って役人達を説得してきた。そんな事を力まず普通に実行してしまう。


熊をしっかり支えている奥さん“ジスレン”の存在は大きい




屈託のない天真爛漫な明るいジスレンの存在は大きい。いつ何時、客がきても笑顔で迎えてくれる太陽のような存在だ。だから、訪問客が絶えることがない。醸造元には大きな食堂と大きな台所が備わっている。
そして、ボジョレ特製のソ−セ−ジが山ほど常に用意されている。だから、デコンブに行くときはすんなりとは帰れないことを覚悟しておかなければならない。





偶然にも自然派大御所マルセル・ラピエ−ルも訪問。
案の定、昼過ぎに到着し
て出たのは夜の8時半だった。ラピエ−ル氏の突然の訪問で宴会に。3人とも完璧にできあがってしまった。



モルゴン8月26日から晴天の日が続いている。色づきが進んでいる!!




2008年は収穫量が減った分、高品質の葡萄ができる!

伊藤  『今年のヌ-ヴォ−はどんな風になりそうか?』
ジョルジュ  『2008年は今のところ77年、80年に似ている。つまり色づきが遅れていた。収穫が9月25日前後になるのではないかと思う。』
伊藤  『結構遅いね、ヌ−ヴォ−の出荷に間に合せるのに大変だな』
ジョルジュ  『だから今からどんな風にやるか、色々考えているんだ。でも、80年よりは早く収穫がはじまるよ!80年は10月10日に収穫が始まったんだ。それよりは全然良いよ!』





伊藤  『どんなタイプになりそうだ?』
ジョルジュ  『今年の品質はかなり高いと思うよ!何故なら今年の収穫量は例年の60%しかない。30HL/Hぐらいしかとれない。だから品質はかなり高くなるよ。ほら粒が小さいだろ!美味しい葡萄になるよ!雹とかベト病にやられたけど、量が減った分、残った葡萄の品質化がかなり高くなると思うよ!』



トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.cpvin.com/modules/vininfo/tb.php/178

Marque H top
CPV© 2006-2014 CPV Project